この記事では最近公開されたChatGPTのプラグインについて紹介いたします。
第1章 『Photo Realistic』の概要
『Photorealistic』は画像生成AIの一つであるMidjourneyへの適切なプロンプトを考えてくれるプラグインです。
Midjourneyについてはこちらの記事で紹介しています。
そもそもプロンプトというのは、Midjourneyに対して作って欲しい絵の情報を伝える文章のことです。例えば、『青い花の絵を描いて』や『美しい村を描いて』などです。
ただ、実際にクオリティの高い絵を出力するには複雑なプロンプトを書く必要があり、 毎回適切なプロンプトを考えるのはかなりの手間です。そのため、実際にプロンプトを売買するサイトなども存在します。
しかし、この拡張機能を使えば欲しい画像のプロンプトを自動で生成してくれます。
第2章『Photo Realistic』の使用例
では、実際に使用してみましょう。
このように書きたい絵を簡単に伝えてください。
本来は『幻想的でカラフルな未来都市を描きたい』と書くつもりだったのですが、誤字ってしまいました…ただ、生成されたプロンプトを見る限りしっかり『未来都市』だと認識してくれているようで、この辺りは流石ですね。
日本語で出力されましたが、 Midjourneyを使う上では、基本的には英語の方がクオリティが高いので、英語に変換してみましょう。
出力されたプロンプトを、実際にMidjourneyに入力していきましょう。
『/imagine prompt』と入力してからプロンプトをコピペで貼り付けます。画像が出力されていますね。そのうち一つの画質を上げたものが以下の画像です。
第3章 DALL-Eでも使えるのか
では、 Midjourney以外でも、このプラグインによるプロンプトは効果的に使用できるのでしょうか。他の画像生成AIの中でも代表格である「DALL-E」を用いて検証してみました。
先ほどの未来都市と全く同じプロンプトを用いてDALLEで出力した画像が上のものになります。そこそこのクオリティーではありますが、やはりMidjourneyより劣っていると感じます。このプラグインを使う際は、基本的にはMidjourneyに対して使うの良いでしょう。
第4章 まとめ
今回はChatGPTのプラグイン『Photo realistic』について紹介しました。
このプラグインはMidjourneyのプロンプトを描いてくれるというものですが、そのクオリティーは非常に高く、このプラグインを使うことで、今までよりも容易に美しい画像を作れるようになるでしょう。ぜひ皆さんも使ってみてください。
また、MidjourneyとDALL-E以外の画像生成AIで試してみるのも面白いでしょう。
執筆者:河津大誠
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