おすすめのChatGPTプラグイン5選!

みなさんChatGPTのプラグイン機能は使ってますか?

プラグインはChatGPT単体では実現できないことも実現可能としてくれる便利な機能で、ChatGPT Plusユーザーならうまく使いこなさないと損です!
ただし、現在(8/15)プラグインは600個以上あり、その全てを把握できている人はほとんどいないでしょう。

chatgpt内のプラグインストアの画像:様々なプラグインのロゴマークが掲載されている

画像出典:ChatGPT

一覧や、機能での検索機能がないのも辛いところです。(ただし検索機能については後述するプラグインで代替可能です!)私は記事を書く上でかなりの数使ってきましたが、正直性能はピンキリで、うまく動作しないものもあります。
しかし、中には驚きの性能を誇り、ChatGPTをはるかに実用的にしてくれるものもあります!
今回はその中でも特におすすめの5個をピックアップして紹介します!

 

そもそもChatGPTとは何かについてはこちらの記事をご覧ください

生成AIハッカソンの詳細情報

 使いたい機能を持つプラグインが見つかる!『plugin pedia』

Plugin Pediaのロゴマーク

画像出典:ChatGPT

先ほども述べたように、自分の使いたい機能を持つプラグインを探す、もしくはどのような機能を持つプラグインがあるのかを見つけるのは容易ではありません。

そんな問題を解決してくれるプラグインが『plugin pedia』です!!

なんと、自分の使いたい機能を入力すると、その機能を持つプラグインの情報を与えてくれる『プラグイン検索機能』持ちなのです。

『Plugin Pedia』の実用例

(欲しい機能の特徴)に関するプラグインを教えてください』 と入力するだけで該当するプラグインをいくつか紹介してくれます。

例えば『画像生成に関するプラグインを教えてください』と入力すると

   plugin pediaに画像生成に関するプラグインを紹介させている画像part1 plugin pediaに画像生成に関するプラグインを紹介させている画像part2
plugin pediaに画像生成に関するプラグインを紹介させている画像part3
plugin pediaに画像生成に関するプラグインを紹介させている画像part4
plugin pediaに画像生成に関するプラグインを紹介させている画像part5
plugin pediaに画像生成に関するプラグインを紹介させている画像part6
というように非常に多彩なプラグインを提示してくれます。

 

他にも『数学に関するプラグインを教えてください』と入力するとplugin pediaに数学に関するプラグインを紹介させている画像このように要求に適したプラグインを提示してくれます。この数学に関するプラグイン、『Wolfram』は後ほど紹介します。

正直、『Plugin Pedia』さえあればプラグインについての知識がなくとも困ることはないでしょう!

プラグインを使う際は、事前にどのプラグインを使うのか決まっていない限り、『Plugin Pedia』で検索して見つけるのが基本になりそうです。

また、ChatGPTを使用して効率化したい業務や解決したい課題が見つかった時には、『Plugin Pedia』でマッチする機能を持つプラグインを探しましょう!

 

Plugin Pedia』について、詳しくはこちらをお読みください。

使いたい機能を持つプラグインが見つかる!『plugin pedia』

 PDFの内容を爆速で理解!『Ask Your PDF』

『Ask Your PDF』のロゴマーク

画像出典:ChatGPT

次に紹介するのはChatGPTへのPDF読み込みを可能とする『Ask Your PDF』です!

みなさん、普段PDFファイルで資料を配られて、大量のPDFを読むのが大変だと思ったことはありませんか?

今回ご紹介する『Ask Your PDF』は、その悩みを解消します。仕事で報告書を読む社会人も、論文を読む学生や研究者も、このツールでPDFを読むのがかなりラクになります!この記事を読んで一度使ってみてください、その便利さにびっくりすること間違いなしです!

PDF資料の要約、内容(英文)の和訳、内容についてどのように書いてあるかやどんな文脈で書いているか聞くなどなどPDFについてあらゆる質問が可能になります!

あなたが仕事で大量の報告書や資料を読む必要があるとき、AskYourPDFは大変便利です。例えば、特定のキーワードに関連する情報を探すとき、このツールを使えば一瞬でその情報を見つけることができます。

また、会議の議事録や契約書など、特定の部分だけを確認したいときにも役立ちます。これにより、情報検索の時間を大幅に短縮し、他の重要な仕事に集中することができます。

『Ask your PDF』の使い方

Ask your PDF』を用いてChatGPTとPDFを共有する方法は2通りあります。

(1)PDFのURLがある場合

この場合は参考のURLを質問の中にコピペするだけです!

(2)PDFがパソコンに保存してあり、URLをがない場合

この場合は、PDFをChatGPTに読み込ませるためにIDを作る必要があります。

まずこちらからIDを作るためのサイトを開きます。するとこのような画面になります。

『Ask Your PDF』に入力するためのPDFのコードを発行する画面

画像出典:Ask Your PDF

この下のUpload Document HereというところにPDFファイルをドロップします。

すると、このようにIDが出てきます。

『Ask Your PDF』を用いてPDFのIDを生成している様子

画像出典:Ask Your PDF

この右上の赤い部分をクリックすると、IDがコピーされます!

このIDをChatGPTに入力することで、ChatGPTにPDFの内容を理解させ、その内容について質問できるようになります。

『Ask your PDF』の実用例

説明

PROMPT以下のPDFについて、概要を1000字以内で端的に説明してください。(先ほど生成したID)

『以下のPDFについて、概要を1000字以内で端的に説明してください』に対するChatGPTの回答

画像出典:ChatGPT

要約

PROMPT PDFの内容を1000字で要約してください。

『PDFの内容を1000字で要約してください。』に対するChatGPTの回答

画像出典:ChatGPT

和訳

PROMPTPDFの内容を和訳してください。

『PDFの内容を和訳してください。』に対するChatGPTの回答

画像出典:ChatGPT

 

以上の他にもキーワード抽出などさまざまな用途に使える非常に便利なツールです。
以下で詳しく説明しているので併せてお読みください。

ChatGPT『Ask Your PDF』使い方をご紹介!- PDFの内容を爆速で理解しよう!

画像生成のための呪文を生成!『photo realistic』

次はmidjourneyのプロンプトを生成する『photorealistic』です。

『Photorealistic』のロゴマーク

画像出典:ChatGPT

そもそもMidjourneyとは画像生成AIなのですが、高性能な画像を生成するには複雑なプロンプトが必要となります。

Photo realisticとは、そんなMidjourneyへのプロンプト(呪文)作成に特化したChatGPTプラグインです!

ただし、その他の画像生成AIに対してのプロンプト(呪文)生成として使うことも十分可能です。

このプラグインを使えばどなたでも簡単に幻想的な画像を生成することができます。

『Photo realistic』の実用例

①欲しい画像の特徴を簡単に入力します。

『Photo Realistic』の利用画面

画像出典:ChatGPT

するとこのようにかなり長めの文で特徴をうまく表現した文章に変換してくれます。解像度やアスペクト比(縦と横の長さの比)も指定してくれます。

②クオリティを上げるために英語に翻訳してもらいます。

生成したプロンプトを英語に変換している様子

画像出典:ChatGPT

Midjourneyに限らず、ChatGPTなど海外産のAIは基本的に日本語で入力するよりも英語で入力した方が性能が良いです。③Midjourneyに入力して完成!以下の画像が完成したものになります。 
『Photo Realistic』を用いて生成したプロンプトを元にMidjourneyで生成した画像

このような画像を生成するのは、人力だとそれなりの技術と時間が必要なのですが、『Photo realistic』を用いれば一瞬で生成できます。

初めて使った際は本当に感動したのでみなさんもぜひ使ってみてください。

詳しくは以下の記事で紹介しています。

ChatGPTプラグイン『photo realistic』の使い方!Midjourneyのプロンプトを生成!

微積分などの高度な数学の問題が解けるプラグイン『Wolfram』

ChatGPTは計算ができないという話をご存知でしょうか?

ChatGPTが計算が苦手であることを示す画像

画像出典:ChatGPT

すごく当たり前のように答えてくれますが、実はこれ間違っています笑笑。12123414+43241=12166655です。

ChatGPTの苦手分野の中でも第一に挙げられるのがこの計算能力なのです。

そこで今回紹介するプラグイン『Wolfram』を導入してから同じ質問をしてみると…

Wolframを用いることで計算に正解するようになることを示す画像

画像出典:ChatGPT

このように正解を提示してくれるようになりました!

すなわち紹介するプラグインはChatGPTの弱点をカバーし、積分などの計算や、三次元平面上での図示など、高度な数学的問題を解くことを可能にするものなのです!

数学の問題を解くというシンプルかつ使いやすいプラグインです!

『Wolfram』の実用例

以下に実用例を紹介します。

積分計算

『Wolfram』に積分計算をさせている様子

画像出典:ChatGPT

簡単な積分計算は余裕です。
『Wolfram』に複数の積分計算を同時にさせている様子

画像出典:ChatGPT

『Wolfram』に積分計算をさせた場合の出力結果

画像出典:ChatGPT

多数の積分計算を同時に出しても回答してくれます。

解法の説明

Wolframに計算過程を明示させている画像

画像出典:ChatGPT

 

解き方の解説もしてくれます!この機能によって数学の勉強をする際の質問を塾や学校の先生だけでなく、ChatGPTに対して行うことも可能になりました!
地域や環境による教育格差をなくすという点においてもかなり貢献できるのではと思います。

3次元での図示

ローレンツアトラクターをChatGPTに図示させている様子

画像出典:ChatGPT

三次元平面上での図示も可能です!

上記のように『Wolfram』は様々な数学の問題を解き、その解法や説明を提供してくれます。ChatGPTの苦手分野を補強し、さらに使用用途を広げてくれるとても有用なプラグインだと思います。皆さんもぜひ実際に使ってみてください。

以下の記事で詳しく紹介しています。

ChatGPTで微積分!高度な数学の問題が解けるプラグイン『Wolfram』

 

論文検索プラグイン『Scholar AI』

次に紹介するのは知りたい情報に関するプラグインを即座に教えてくれるプラグイン『Scholar AI』です。

『Scholar AI』のロゴマーク

画像出典:ChatGPT

機能は主に二つで、searchAbstracts(論文の要約を検索)getFullText(論文全文を取得)です。

どちらも論文の特徴を言葉で伝えることで特徴にあった論文を返してくれます。

『Scholar AI』の実用例

『Scolar AI』を用いて論文の全文を取得する方法を紹介します。

まず、気になる話題に関する論文の全文取得を依頼します。

『Scholar AI』に論文の全文取得を依頼している様子 part1

画像出典:ChatGPT

『Scholar AI』に論文の全文取得を依頼している様子 part2

画像出典:ChatGPT

するとまず、いくつかの候補を提示してくれます。この中から気になる論文を選択して再度全文取得を依頼します。

『Scholar AI』に論文の全文取得を依頼している様子 part3

画像出典:ChatGPT

するとこのように全文を書き起こしてくれます。ただし選択肢を提示された段階でPDFファイルから全文確認できるので必要ないかもしれません。

他にも論文の要約や翻訳を行ったり、こちらから論文のリンクを送ってその内容についてChatGPTに質問できたりなど大変便利なので、普段から論文に触れる機会がない人にもお勧めできます!

まとめ

いかがだったでしょうか、どれもChatGPTの機能を大幅に強化してくれるもので、実用的なのではないでしょうか!

これらのChatGPT プラグインはChatGPT Plusユーザー(有料プランユーザー)のみが使うことができます。他にも有料プランと無料プランには様々な違いがあるので注意してください。

ChatGPT(チャットGPT)無料版と有料版の違いは?有料版の料金とメリットをご紹介!

今回紹介したプラグインの他にも有用なプラグインを数多くあるのでぜひ皆さんも実際に使ってみてください!

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