昨今の生成AIブームの先頭を進んでいるChatGPTですが、様々な業務を効率化できるという話は聞いたことがあると思います。
今回は、そんなChatGPTでプレゼン内容を考えてもらい、スライドを作るまでを10分以内に行う方法を4つご紹介します!
いいデザインのスライドを作る方法も紹介しているので、是非最後までお読みください
目次
ChatGPTを使ってパワポを作る方法4選
ChatGPTを使ってパワポスライドを作る方法を今回は4つ紹介します。ChatGPTを使ったことないよという方はこちらの記事で紹介しているので、先にお読みください。
この章では簡単に紹介して次章以降で具体的な作り方を紹介します。では行きましょう!
①ChatGPTにパワポのVBAマクロを作ってもらう方法
最初は、ChatGPTにマクロを書いてもらう方法ですね。なんと言っても無料でできるのが魅力です!
PowerpointやExcelにはマクロというのが存在して、これは主に同じ作業を何回もするような場合に一括で終わらすことができるようにするためのものです。
今回はそんなマクロをChatGPTに書いてもらって、一括でパワポスライドを作っちゃおう!って感じです。
今回は必要ないですが、マクロに関して詳しく知りたい方はこちらの記事がわかりやすいのでおすすめです。
簡単な指示をするだけでChatGPTが全て終わらせてくれるので、マクロを触ったことがないというかたも安心してください!
②ChatGPTアドインを使う方法
次は、ChatGPTのAPIを用いて、PowerpointのChatGPTアドインを使う方法です。
簡単なトピックを入力するだけでpowerpoint上でスライドが出来上がります。ChatGPTのAPI使用料で少しお金はかかりますが、一番早くて簡単に使えるのが魅力です。
③ChatGPT Advanced Data Analysis(旧Code interpreter)を使う方法
次はChatGPT Advanced Data Analysis(旧Code interpreter)を使う方法です。これもChatGPT Plus(月額20ドル)に入る必要があり、有料です。
ですが、ChatGPT Advanced Data Analysisに関しては、パワポ作成以外にも本当にたくさんのことができる優れもので、ChatGPT Plusに入る価値ありです。
詳しくはこちらの記事でChatGPT Advanced Data Analysis全体について紹介しています
④スライド生成AIツールを使う方法
最後はスライド生成AIツールを紹介します。
Gamma, SlidesGPTなどのスライド生成AIツールが有名ですが、これらはWebアプリ内にChatGPTが組み込まれていて、簡単に内容を指定するだけでとてもビジュアルのいいスライドを生成してくれます。ビジュアル面でいうと、これらが一番いいですね。
詳しくはこちらの記事で紹介しています!
ChatGPTにパワポのVBAマクロを作ってもらう方法
この方法の手順は以下の通りです。全部で10分以内でスライド作成可能です。
手順①プレゼン構成をChatGPTに考えてもらう
②VBAマクロのコードをChatGPTに生成してもらう
③パワポのマクロに反映させる
④デザインを整える
一つずつ詳しく紹介していきます!
①プレゼン構成を考えてもらう
まず最初にプレゼンとスライドの構成を考えてもらいます。以下はフォーマットです。
あなたはプロのプレゼンターとして振る舞ってください。
以下の#内容 に従ってプレゼンスライドの内容の構成を考え、#出力 に従って出力してください。
#内容
主題:
概要:
ターゲット:
時間制限:
#出力
・1枚目
[具体的なスライド記載内容を書く。できるだけ分かりやすく説明する。]
・2枚目
[具体的なスライド記載内容を書く。できるだけ分かりやすく説明する。]
・3枚目
[具体的なスライド記載内容を書く。できるだけ分かりやすく説明する。]
…
[#内容 に応じて必要な枚数だけ構成案を列挙]
今回はこのフォーマットを使って、「宇宙探索の歴史」についてプレゼンとスライドの構成を考えてもらいました!
するとこんな感じで、1枚ずつ構成を考えてくれます。
②VBAマクロのコードを生成してもらう
次に、今考えてくれたスライドの内容を踏まえて、VBAマクロのコードを生成してもらいます。このコードをパワポにコピペするとスライドができます!
今出力してくれた内容のパワポスライドを作るためのVBAコードを書いてください。
生成されたら、コードが書いてあるところの右上の”Copy code“をクリックし、コードをコピーしましょう。
③パワポのマクロに反映させる
次にパワポのマクロに反映させて、スライドを作ります。
「表示」タブから「マクロ」をクリックします。
そしたら、右側の入力画面に先ほどコピーしたコードをペーストします。
左上の実行(▶️)をクリックすると、このように内容を反映させたパワポが作成されます!
④デザインを調節する
ChatGPTはテキストベースなので、どうしてもデザイン面でも完璧なスライドを作ることは難しいです。
そのため、デザインにもこだわるならば手を加えていきます。
右上にある「デザイナー」タブをクリックし、右側に出てくるサイドバーから選んでいくと、このようにデザイン性にも優れたスライドを作成することが可能です。
簡単なスライドを作りたい。内容もChatGPTに考えて欲しい。という時には、無料でできますしスピードも速いので、この方法がおすすめです!
ChatGPTアドインを使う方法
こちらは、パワポ内にあるChatGPTのアドインを使う方法です。
この方法はChatGPTのAPIが必要です。APIに関してはこちらの記事で詳しく説明しているので、「ChatGPT APIって何?」という方はそちらを先にご覧になっていただければと思います。
①ChatGPTアドインを取得する
まず、powerpointを開いて、「挿入」タブから「アドインを取得」をクリックします。
次に「ChatGPT」で検索すると一番上にChatGPTアドインが出てくるので、「追加」をクリックします。
②ChatGPT APIのAPI keyを取得して入力する
ChatGPTアドインを追加すると以下のような画面になるので”here“のところをクリックし、API keyを取得したあと、入力欄に入力して、”Save”をクリックします。
詳しいAPI keyの取得方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
③スライドを生成する
最後にスライドを生成していきます。
Topicのところに内容を入れて、スライドの枚数を設定し、”CREATE SLIDES”をクリックします。
あとは、先ほどと同様に、デザインを修正して終わりです!
ChatGPT Advanced Data Analysisを使う方法
最後にAdvanced Data Analysisを使う方法をご紹介します。
①プレゼン構成を考えてもらう
先ほどと同様にプレゼン構成を考えてもらいました。
②スライドを生成してもらう
ChatGPT Advanced Data AnalysisではPythonコードの生成〜実行までしてくれるので、このままスライドを生成してもらうことが可能です。
今出力してくれた内容のパワポスライドを作ってください。
作ってもらったスライドを開くと、こんな感じでした。
③デザインを調節する
先ほどと同様に、パワポの機能でデザインを調節するといい感じのスライドが作成できます!
この方法が一番生きる例について特にまとめたので、以下の記事をご覧ください。
ChatGPT Advanced Data Analysisを用いてデータ分析とスライド作成を行う方法!
まとめ
今回は、ChatGPTを用いてパワポスライドを作る方法を4つ紹介しました!
スライド生成AIツールもありますが、その他三つのようにChatGPTだけで作成できるのも便利ですね。ChatGPTの底力をみたような気がします。
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