PixAI.Artとは?基本的な使い方とおすすめプロンプト(呪文)を徹底解説!

この記事で紹介する「PixAI.Art」は無料で使える、画像生成AIプラットフォームです。

他の画像生成AIに比べて基本的な操作が簡単で、かつモデルやLoRAの学習などの応用的な活用方法も可能なため、初心者から上級者まで幅広く利用可能なツールです。

PixAI.Artのホーム画面

画像出典:PixAI.Art

特に美少女画像の生成に向いていると言われています。

「PixAI.Art」にはアプリ版もあるので、スマホからでもブラウザ版と同じように画像生成が可能という点も良いですね。

それでは、「PixAI.Art」について詳しく見ていきましょう!

第1章 「PixAI.Art」の特長と始め方

1-1「PixAI.Art」の特長

「PixAI.Art」は2022年にアメリカで開発された高性能の画像生成AIです。

特徴としては、以下のような点が挙げられます。

① 「PixAI.Art」のモデルマーケットで幅広いAIモデルを探すことができる

「PixAI.Art」のモデルマーケット

画像出典:「PixAI.Art」

高性能なモデルも多数含まれており、イメージに近い柄のモデルを選んでそのまま生成に使用することができます。

さらにモデルやLoraの追加学習も可能となっています!

②画像編集が可能

「PixAI.Art」での画像編集画面

画像出典:「PixAI.Art」

「PixAI.Art」では、生成した画像をアップロードし、画像修正と画像拡張ツールを使って、画像の細かい部分まで編集することが可能です。

また画像の背景を簡単に追加または変更でき、LoRAなどを加えて再生成も可能です。(LoRAについては後ほど紹介)

③プラットフォーム上で画像の共有が可能

「PixAI.Art」の作品共有画面

画像出典:「PixAI.Art」

「PixAI.Art」のアーティストのマーケットプレイスとギャラリーで自分が作った画像を仲間と共有することができます。

いいね機能やランキング機能もついています。他の方の生成した画像を参考にできるのは良いですね!

④コミュニティやイベントの開催

「PixAI.Art」には独自のDiscordコミュニティが存在します。

「PixAI.Art」のDiscordコミュニティ

画像出典:「PixAI.Art」

毎月いろいろな芸術コミュニティコンテストが開催され、そのコンテストに参加することもできます。(参加はこちらから)

⑤ブラウザ版だけでなくアプリ版も!

「PixAI.Art」にはブラウザ版だけでなくアプリ版も存在し、スマホからでも画像の生成が可能です!

ブラウザ版はこちら ios版はこちら Android版はこちら

「PixAI.Art」には上記のように様々な特長があります。では実際に導入していきましょう!

1-2「PixAI.Art」の始め方

① PixAI.Artの公式サイトにアクセス(リンク

「PixAI.Art」のホーム画面

画像出典:「PixAI.Art」

② ユーザー登録

画面右上の「ユーザー登録」をクリックします。

「PixAI.Art」のユーザー登録ボタン

画像出典:「PixAI.Art」

「PixAI.Art」のユーザー登録画面

画像出典:「PixAI.Art」

GoogleアカウントやDiscordアカウントなどで登録しましょう。

メールアドレスでの登録も可能です。

これらの操作のみで導入完了です!では、実際に画像を生成してみましょう!

第2章 「PixAI.Art」の使い方とプロンプト(呪文)

まずは最も基本的な使い方を紹介します。

基本の画像生成方法

①画像生成のプロンプト(呪文)入力画面を開く

「PixAI.Art」の作成生成ボタン

画像出典:「PixAI.Art」

画面左上の「生成」→「作品を生成」の順に選択しましょう。

②プロンプト(呪文)を入力

「PixAI.Art」のプロンプト入力欄

画像出典:「PixAI.Art」

「ここにプロンプトを入力」にプロンプト(画像の特徴を示した文章)を入力します。

呪文については以下の内容に注意して書くと良いでしょう。

  1. 英語で書く
  2. 画像の概要(男の人, 女の人, 動物, 物, 景色etc…) 
  3. 画像の種類(写真, 絵, イラストetc…) 
  4. 背景, 場所(公園で, 森で, 市街地でetc…) 
  5. 色, 雰囲気(明るい, 暗い, ネオン, カラフル, 白黒) 
  6. 構図, 機材(8K, ポートレート, ヘッドショット, gopro, etc…) 

一例として以下のようなプロンプトが挙げられます。

Create a digital illustration of a young woman with medium-length brown hair and green eyes, 
smiling and looking directly at the camera, accompanied by a small, fluffy white dog, set in 
a sunny city park with tall trees and benches, using a bright and colorful palette with greens 
and a clear blue sky, focusing on a portrait of the upper bodies of the woman and the dog 
with a blurred background.

③モデル・LoRAを選択

次に画像生成に使用するモデルやLoRAを選択しましょう。

モデルは基本となる画像生成のアルゴリズムで一つしか選択できません。

これに対してLoRAは複数選択可能で、モデルに対して条件を付け加えるようなイメージです。

LoRAの詳しい説明画像

画像出典:「PixAI.Art」

上記は「PixAI.Art」公式で使われているLoRAの説明画像です。

このようにモデルとLoRAを組み合わせることでより理想に近い画像の生成が可能となります。

④「生成しましょう!」をクリックして画像を生成

「PixAI.Art」の画像生成ボタン

画像出典:「PixAI.Art」

生成する際にはクレジットを消費します。(クレジットについては後ほど紹介します。)

上記の4つの行程で基本的な画像生成は可能です。

実際に例に挙げたプロンプトをもとに生成した画像が以下となります。

画像出典:「PixAI.Art」

使用したモデルは「Diamond v1.0」で、

LoRAは「Add More Details – Detail Enhancer」「Beautiful Detailed Eyes」「Better hands」です。

ただし、より理想に近い画像を生成するには詳細なパラメータを指定する必要があるため、以下で詳しく解説します。

プロンプト(呪文)とパラメータについて

「PixAI.Art」では基本のプロンプトの他にも様々なパラメータの設定が可能です。

それぞれについて詳しく解説していきます。

参考画像

こちらは生成する画像の参考とすべき画像をアップロードできます。

参考画像のアップロード

画像出典:「PixAI.Art」

「Strength」の値によって生成される画像がどの程度参考画像に似るかが決まります。Strengthが低いほど参考画像との類似性が高くなります。

また、生成される画像の縦横比は参考画像で決まります。

プロンプト抽出

「PixAI.Art」のプロンプト抽出機能

画像出典:「PixAI.Art」

「PixAI.Art」では画像をアップロードすることで、その画像を生成するためのプロンプトを抽出してくれます。

顔修正

顔の歪みを自動で調節してくれます。

ただし、クレジットの消費量が上がります。

ControlNet

「PixAI.Art」のControlNet機能

画像出典:「PixAI.Art」

ControlNet機能では、画像生成する際の構図を決定するための画像をアップロードできます。

参考画像との違いは上記のように様々なコントロール方法(画像)を選択できる点です。

かなり上級者向けの機能と言えるでしょう。

構図

画像の構図を決める画面

画像出典:「PixAI.Art」

「構図」では上記のように、画像全体のうち一部を切り取って、そこだけに適応されるプロンプトを設定することができます。

2人以上が登場するような画像を生成する場合には良いですね!

ネガティブプロンプト

ネガティブプロンプトの入力画面

画像出典:「PixAI.Art」

プロンプトでは「生成して欲しい画像の特徴」だけでなく、「生成して欲しくない画像の特徴」も盛り込むことが可能なのです。

その「生成して欲しくない画像の特徴」を示したプロンプトのことをネガティブプロンプトと呼びます。

ネガティブプロンプトについて詳しくはこちらの記事を参照ください。

Sampling Steps

Stepsは、画像生成タスクの最初の生成から終了までの間にAIが行うべき反復処理の回数を定義します。

Steps数が多いほど、高品質な画像が得られますが、その分クレジットも多くなります。

最大50回で、基本は20回です。

CFGスケール

CFGスケールは、AIが生成する画像と入力プロンプトとの相関性を決定するもので、CFGが高いほど相関性は高くなりますが、画像の安定性は低くなり、しばしば画像が悪くなります。

CFGスケールは5から7の間に設定することをお勧めします。

クリップスキップ

クリップスキップの値が高いほど、よりクリエイティブな結果がでます。クリップスキップの値が高すぎると、プロンプトからかけ離れた画像が生成される可能性があります。(基本的には低い値に設定しましょう)

上記の値を設定した上で生成された画像が以下となります!

「PixAI.Art」で実際に生成した画像

画像出典:「PixAI.Art」

皆さんもぜひ実際に生成してみてください!

第3章  「PixAI.Art」の料金と注意点

「PixAI.Art」の料金

「PixAI.Art」では画像生成や画像編集を行うためにクレジットを消費する必要があります。

無料でも毎日10000クレジットを入手することができますが、先ほどのパラメータなどを細かく設定すると1回の画像生成で使用するクレジットが4000を超える場合もあるためクレジット不足に陥ることが多いです。その際は有料プランに加入する必要があります。

それぞれのプランの違いをまとめてみました。

無料プラン有料プラン①有料プラン②有料プラン③
月額料金010ドル30ドル50ドル
クレジット0毎月30万追加毎月100万追加毎月200万追加
デイリークレジット10000120002000030000
5ドルパックなし15万クレジット20万クレジット25万クレジット
会員バッジ
アンメーションアバター
無料LoRA学習0357
個人用モデル010個10個10個
LoRA設定上限3つ5つ7つ10つ

 

生成AIは、大量のデータにより、テキストや画像、音声などのコンテンツを生成します。

これらを処理するにあたり、大量の計算リソースが必要になります。したがって利用者に対してクレジット制を付与することで、生成AIの処理を公平に利用できるようにしてい流ようです。

ちなみに年間契約にすると料金が下がります。

「PixAI.Art」の利用上の注意点

・会員に登録した場合サブスクリプションは自動的に契約更新されます。

キャンセルする場合は忘れずに!

・会員プランはいつでもキャンセルできますが、サブスクリプションは払い戻しできません。

    ・18 歳未満の方の利用ができません。

    「PixAI.Art」の利用に年齢制限がある点はご注意ください。

    ・iosアプリは現在日本では利用できません

    上記の点に注意して「PixAI.Art」を利用してください。

    第4章 商用利用の可否と著作権について

    商用利用について

    商用利用の可否は使用するモデルによって分かれます。モデルによっては商用利用の不可のものもあります。

    モデルの商用利用の可否

    画像出典:「PixAI.Art」

    モデルを開いてみて、「権限について」も項目に商用利用にチェックが入っているか確認しましょう。

    商用利用以外にも、画像の共有や個人利用、著作権クレジット明記の必要性がモデルによって異なります。

    著作権について

    著作権についても上記の通り、モデルごとにクレジット明記の必要性の有無が異なります。必ず確認しましょう。

    またどのモデルを使用するかに関わらず、「PixAI.Art」では画像の学習が容易なため、学習に利用した画像の制作者との間で著作権に関連した問題に発展する可能性があります。

    自分が作成した画像に関しては、自己責任となりますので、画像を学習に使用する際は著作権に十分ご注意ください。

    第5章 まとめ

    「PixAI.Art」はいろいろある画像生成AIの中では、始めやすく使いかたも簡単です。スマホでも簡単に利用できます。

    また「PixAI.Art」のモデルマーケットを利用すれば多くのモデルから選び画像生成をすることができます。

    「PixAI.Art」は著作権を主張していませんが、モデルにより商用利用ができないものがあり、著作権が保護されている場合もありますので、十分に確認をしてからご利用ください。

    画像生成が苦手な方にも画像技術を高めたい人にもお勧めのツールです。

    執筆者:河津大誠

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