今回は高精度翻訳AIである、DeepLについてご紹介いたします。
DeepLはとても簡単に高精度で翻訳が可能であり、文書翻訳・コミュニケーション・学習ツール・ソフトウェアの多言語対応など、さまざまな分野に応用が可能です。
昨今、ChatGPTが話題ですね。ChatGPTは翻訳もできるので、DeepLの魅力は薄れて見えがちですが、今までDeepLを使ってきて、最近ChatGPTも使い始めた私なりに、DeepLならではの魅力を今回はご紹介しようと思います!
目次
第1章 DeepLの使い方
この章ではまず、DeepLを使ったことがないよという方に、この章ではDeepLの基本的な使い方を紹介しようと思います。
DeepLの概要
DeepLは翻訳に特化したAIサービスで、機能は大きく2つあります!
①テキストの翻訳と②ファイル(pdf, word, powerpoint)の翻訳の二つです。
DeepLはsign upなど、面倒な登録をしなくても今すぐに使えます!
DeepLを開きたい方はこちらからどうぞ。
二つの使い方について以下で説明していきます。
①テキストの翻訳
これが最も一般的な使い方でしょうか。サイトを開くとこのような画面になります。
画面の見方 / 翻訳の仕方
画面の見方は以下の通りです。
入力する言語については、自動で認識してくれるので、設定は不要です!
翻訳したい言語は、設定が必要ですが、言語のところをクリックすると、このように30個以上の言語が出てくるので、そこから選んでいきます。
あとは、翻訳したい文章を入力するだけで、自動的に翻訳されます!
②ファイルを翻訳する
DeepLは、pdf, word, powerpointなどのファイルを翻訳することが可能です!
ファイルの翻訳を選択するとこのような画面になります。
今回は英文のpdfファイルを翻訳したいと思います。
ファイルを選択します。このように選んでもいいですし、ファイルを先ほどの画面にドラッグしても大丈夫です!
すると、このような画面になるので、続行を選択します。
すると、ダウンロードされます!
ぜひご自身で実践してみて翻訳結果を確認してみてください!
第2章 DeepLの料金と有料プランの詳細
DeepLの翻訳機能は基本的に無料で利用することが可能です!
ただし、有料プランも三つ用意されており、より大きいファイルの翻訳や、データセキュリティのkょうかなどを行うことができます。
有料プランに加入すると
①翻訳の文字数制限がなくなる
②翻訳したファイルの編集が可能になる
③用語集を作れる
④アップロードするファイルの容量制限がなくなる
⑤チームで管理できるようになる
などの利点があります!
また、APIを用いて、アプリなどに導入することにも、DeepLは対応しています!
第3章 DeepLの実用例
DeepLは多様なシーンで活用できます。以下に使用例を示してみました!
文書翻訳
DeepLは大量の文書を迅速かつ正確に翻訳します。専門的なレポートや学術論文、小説などの翻訳にも対応。
AI技術により、文脈を理解し、適切な単語や表現を選び出します。文法的に正確で、自然な翻訳が可能です。
ウェブコンテンツ翻訳
DeepLを使用してウェブコンテンツを他言語に翻訳すると、グローバルな視点からのアクセシビリティを向上させることができます。ウェブサイトの情報を多言語化し、多様なユーザーに情報を提供するのに役立ちます。
コミュニケーション
国際ビジネスでのコミュニケーションは、言葉の壁が課題となることがあります。DeepLを使用すれば、メール、契約書、報告書などのビジネスドキュメントを他言語に翻訳することができ、スムーズなコミュニケーションを実現します。
学習ツールとして
DeepLは、外国語学習の強力なツールとなります。文章や単語、フレーズの翻訳を通じて、新しい言語の学習をサポートします。言葉のニュアンスや文化的背景を理解するのにも役立ちます。
文法や単語を適切に直すことも可能なので、記述問題の添削の一部などにも使うことができますね!
ソフトウェアのローカライゼーション
ソフトウェアやアプリケーションを他言語に対応させる際に、DeepLは優れたローカライゼーションツールとなります。ユーザインターフェースやヘルプドキュメントの翻訳を通じて、多言語ユーザーへのアクセシビリティを向上させることができます。
第4章 ChatGPTとの比較
この章ではChatGPTとの比較をしていこうと思います。
表にするとこんな感じでしょうか。
ChatGPT | DeepL | |
翻訳のスピード(使いやすさ) | ▲ | ◎ |
翻訳の性能 | GPT3.5 ○ / GPT4 ◎ | ○ |
ファイルの翻訳 | × | ○ |
翻訳のスピード(使いやすさ)
ChatGPTは翻訳に特化しているわけではないので、毎回”和訳して”などと指示をする必要があります。対してDeepLはブラウザを開いて入力するだけですぐに翻訳されるので、スピードはDeepLに軍配があがると思います。
翻訳の性能
翻訳の性能はやはり、GPT-4には勝てないかなあという印象です!個人的な感覚です!しかし、DeepLでも十分に精度は高いと思います!柔らかい表現などはGPT-4を使って指示した方が良いかなと思います。
ファイルの翻訳
ファイルの翻訳はDeepLにしかない機能ですね。しかし最近”ChatPDF”というサービスが出てきて、pdf書類の要約や翻訳など、内容についてChatGPTを使えるサービスがOpenAIからリリースされました。そろそろChatGPTがこの類も追いつくかなあという印象です!
結論としては、まだDeepLの需要は多いかなと思います!しかし時期にChatGPTだけで良くなると思います。拡張機能や、ChatGPTのAPIで連携したサービスも多いですしね。
執筆者;Wizarta
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