英作文ツールQuillBotのGrammerやParaphrase機能などの使い方を詳しく紹介!

Quillbot (クイルボット)は、アメリカのイリノイ州にあるオールインワンが開発提供している英文添削のAIライティングツールです。

日本では、まだあまり知られていない生成AIです。しかし、世界ではユーザーが5000万人以上いる人気の高いものとなっています。

Quillbot (クイルボット)は翻訳機能と異なり、英作文を作成するにあたってサポートをしてくれる便利なツールで、日本語やフランス語、スペイン語などでも利用できます。

作成した文章を入力すると、文法のチェックや、言い換え、要約などを効率よく変換してくれ、適切な文章が作成できるようにサポートすることを目的として作られました。また引用元情報の自動生成、生成AIの自動英文作成も可能で、使い方も簡単です。

この記事では『Quillbot』がどのように活用できるのかを詳しくご紹介させていただきます。

第1章 Quillbotの概要と始め方

 1-1 概要

QuillBot クイルボット)はAIを使用し、あらゆる英文の校正が即座にできることから、人に聞かずとも文法上の間違いを修正することでき、学生や専門家、ライター、ブロガーから人気の高いツールです。(リンク)

Qillbotを導入している企業や大学の一覧

画像出典:QuillBot

上記のように、Quillbotを活用している大学や組織も数多く存在し、教育的のツールとして認められているようです。

校正の他にも、言い換えやAIを使った共同執筆機能など、英語の作文に有用な機能が多数搭載されています。

1-2 Quillbotの始め方

Quillbotを始めるには、まずQuillbotの公式サイトを開いてください。(リンク)

QuillBotのホーム画面

画像出典:QuillBot

上記画面が開けたら、早速、無料で使い始めることができます。

簡単に始められるので、早速試してみてください。

第2章 Quillbotの使い方

Quillbotには英語の文書の作成や校正に関する数多くの機能があるので紹介します。

文法のチェック(Grammer Checker)

まずは最も基本的な使い方である文法の修正と文章の校正です。

QuillBotを用いた文法の修正

画像出典:Quillbot

文法だけではなく、ピリオドやスペルの誤りがないかもチェックしてくれます。

言い換え(Paraphraser)

語調を指定すると内容は同じまま語調だけ変換してくれます。

英語だけではなく、日本語やフランス語、スペイン語など多言語の変換ができます。

左側の欄に文章を入力すると(コピペでも大丈夫です)、右側に変換した文章が即座にでてきます。

QuillBotを用いた語調の変換

画像出典:QuillBot

「Rephrase」をクリックしてできた英文が下記画像の右側の文になります。

青色の文は元の文から変わっていない部分です。

・オレンジ色の文は元の文から言い換えられた部分です。

・黄色い下線の文は元の文から構文を変更した部分です。

ネイティブでない私たちには、語調を状況に合わせるのは困難なため、非常に助かる機能かと思います。

同じ文章を無料版であれば、「Standard」と「Fluency」の2つのトーンに、有料版であれば「Formal」「Simple」「Creative」「Expand」「Shorten」の5つのトーンに言い換えることができます。

文章の書き換えは1度だけでなく、何度も可能です。

リライト(Co-writer)

不要な単語などを削除し、わかりやすくリライトをしてくれます。またAIが共同執筆による補助もしてくれます。

ファイルをアップロードする画面

画像出典:QuillBot

ファイルをアップロードすることも可能です。

QuillBot は、Microsoft® Office、Google ドキュメント、Google Chrome 、Microsoft Wordに直接統合することができるため、作成した文章はWordなどに置き換えて保存などすることができます。

要約(Summarizer)

長文を要約してくれ、伝えたいことが何かを明確にしてくれます。

QuillBotを用いて長文を要約する様子

「Summary length」を移動させることで、要約文の長さを調節可能です。

コピペチェック(Plagiarism Checker)

QuillBotには文章のコピペチェック機能もついています。

文章のコピペチェック機能

画像出典:QuillBot

SEO記事などに利用する場合はコピペの値が高すぎると大きく評価を落とすので注意してください。

引用元情報の自動生成(Citation Generator)

引用元の作成機能

画像出典:QuillBot

こちらは引用元のURLを入力することで、自動的に引用元情報を抽出してくれます。

上記のように『QuillBot』にはさまざまな機能があり、その多くが無料で利用可能なのでうまく使いこなしてみてください!

第3章 Quillbotとの料金と注意点

Quillbotは基本無料で利用できます。

機能的にもっと高度なものを望むのであれば、有料版もあります。

無料版

  • 言い換えは一度に125語まで入力可能
  • 言い換えのモードはStandardとFluencyの2モードしか選べない
  • 要約は一度に2,500語まで入力可能
  • 同義語表記は限定的にしか使えない
  • 処理速度がプレミアム版より遅い

有料版(プレミアム版)

有料プランには以下の3つが存在します。

    ・月払い    $19.95(約2,800円) / 月

    ・6ヶ月払い $13.33(約1,900円) / 月                                                                                    

    ・年払い   $8.33(約1,200円)    / 月

    どれも機能自体は同じで以下のような特徴があります。      

    • 言い換えは一度の入力可能に制限なし
    • 言い換えのモードはFormal, Simple, Creative, Expand, Shortenの5モードから選べる
    • 要約は一度に6,000語まで入力可能
    • 同義語表記がすべて使用可能
    • 処理速度が速い

    第4章 まとめ

    英語に関わる学生や専門家などの中で人気が高いツールではありますが、簡単に使えるだけに、誰もが利用し英語に親しむことができるものであると感じます。

    英作文を作るのは容易ではありませんが、Quillbotを使えば、自分が作成した英作文を添削してもらえる感覚で、「こんな英作文の作り方があるのか」、「こういう場面の場合は、こんな言い方をすればいいのか」、「この単語を使えばいいのか」と、いろいろな表現を学びながら簡単に英作文を作ることができます。

    日本語の文章を入力してリライトや言い換えをやってみるとその性能を実感しやすいかもしれません。

    英語が身近に感じることができるQuillbotを是非活用してみてください。

    執筆者:河津大誠

    ちなみにQuillBotはライティングに関するAIツールですが、スピーキングに関するAIツールもあります。詳しくは以下の記事をご覧ください

    AIといつでもどこでもスピーキング練習!?AI英会話アプリ『Speak』の紹介!

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