目次
§1 Midjourneyとは?
今回はMidjourneyの、画像を元に画像を生成する機能(i2i, img2img, image to image)の使い方についてご紹介いたします!
Midjourneyは画像生成AIの一つで、文章や画像から、自分の思い通りの画像を生成することのできるサービスです。例えばこのような画像を作ることができます!
Midjourneyの使い方についてはこちらの記事で書いているので、合わせてご覧ください!
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§2 画像アップロードの方法
Midjourneyでは、画像を読み込ませて、その画像のテイストを変えたり、モチーフを保ちながら全く違う画像にできたりする、image to imageという機能があります。
image to imageはi2iやimg2imgと訳されることもあるので覚えておいて下さいね。
今回は使い方をこの§2でご紹介します。§3では、イラストを現実の写真風にしてみたり、現実の写真をアニメっぽくしてみたので、そちらも合わせてご覧ください!
① 画像をアップロードする
普段Midjourneyを使うDiscordを開きます。一番左の+ボタンを押します。
上のファイルをアップロードを押して、画像をアップロードします。
今回は、無料フリー画像が手に入るpixabayの画像を使いました!
このような画面になるので、送信します。
②画像から画像を生成する
送信された写真を右クリックします。
リンクをコピーのボタンを押します。すると画像のリンクがコピーされます。
あとは、以下のプロンプトに従って、いつものように画像生成していきます!
Prompt/image prompt {画像のリンク}, {テキストのプロンプト(呪文)}
具体的に画像生成してみた結果については、§3でご紹介いたします!
§3 Image to Imageをやってみた!
以下では実際にi2iを用いて生成した画像と生成するためのプロンプト(呪文)を紹介していきます。
① 現実写真→アニメ風
元画像はこのような現実の鳥の写真です。これをアニメ風にしてみます。
使用したのは以下のプロンプト(呪文)です。
Prompthttps://s.mj.run/4x6LzK-QVGg, animetic, ethereal, – ar16:9 –v 5.1
こちらをテキスト欄に入力してi2iを行います。
左上の画像が良さそうだったので、保存してみました!
②写生→立体
次は写生画像から立体的な画像をi2i機能を用いて生成した例になります。
使用したのは以下のプロンプト(呪文)です。
Prompthttps://s.mj.run/eHanGC1VgPo, High-resolution, Vivid, Detailed, Lifelike, Realistic, Vibrant Colors, High-quality, Delicate, Rich Texture, Superior Contrast
③イラスト→現実写真
こちらはイラスト風の画像から現実の写真のような画像をi2i機能を用いて生成したものです。
Prompthttps://s.mj.run/j0Jq-QsSFok, Lifelike, High-resolution, 4K-quality, Detail-preservation, Realistic-coloring, Vibrant-coloration, High-quality-rendering, Delicate-balance, Rich-textures, Superior-contrast
このプロンプトだと何故か人の顔がたくさん出てきてしまいました。
ここで、ChatGPTに、顔が出ないようなプロンプト作りをお願いしました!
新しいプロンプト(呪文)は以下の通りです。
Prompthttps://s.mj.run/j0Jq-QsSFok, Scenic, Panoramic, Breathtaking, Majestic, Serene, Idyllic, Tranquil, Naturalistic, Picturesque, High-resolution, 4K-quality, Vibrant-coloration, High-quality-rendering, Delicate-balance, Rich-textures, Superior-contrast
うまく反映されて、人の顔ではなく山の画像となりました!このように、追加でネガティブプロンプトなどを用いることで、修正することも可能です。
§4 最後に
今回は、Midjourneyで画像を読み込み、Image to Imageの画像生成をする方法をご紹介しました!いかがでしょうか!
個人的には、i2i機能を用いることでテキストプロンプト(呪文)のみを用いる場合よりも、理想に近い画像を出力してくれるように感じました。
Midjourneyのプロンプトの書き方などについても記事を書いているので、ぜひご覧ください!
執筆者;兼松洋輔
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