みなさん、プレゼンテーション資料を作るときは何を使っていますか?多くの人はpowerpoint(パワーポイント)やgoogle slideを用いて手作業で作っていると思います。かなり時間がかかりますよね。
今回は『Gamma AI』というAIサービスについて紹介します!
第1章 『Gamma ai』(ガンマ) とは?
Gamma AIとは、無料で、簡単な文章やwordなどの文書から、1分程度で、AIが見栄えの良い日本語のプレゼン資料(スライド/slides)やwebsite(webサイト)を作ってくれるサービスです。
- 無料でAIがプレゼン資料を自動生成
- 使いこなしやすい!デザインも簡単!
- Youtube, Twitter, Google Formなど何でも埋め込める!
- 共同作業がしやすい!
- 日本語でも使える!
などの良いところがあります!
是非この記事を読んでGammaを使いこなし、プレゼン資料作成の苦痛から解き放たれてください!
『Gamma(ガンマ)AI』の機能
Gamma AIは、簡単にいうと、powerpoint(パワーポイント)やgoogle slideなどの、既存のプレゼン資料(スライド/slides)作成ソフトに、AI機能が足されたものになります。
具体的には、
①AIで日本語のプレゼン資料を自動生成
②プレゼン資料を編集
③ドキュメントの作成
④webページの生成
複雑な作業は一切なしに、良い感じなプレゼン資料・ドキュメント・webサイトが生成できるということです!
こちらの動画は、Gamma AIのデモ動画となっています。英語での動画となっていますが、大まかにGamma AIがどのようなツールであるかのイメージはつきやすいかと思います!詳しい内容については、本記事で詳しく解説いたしますので、ご安心ください!
①AIでプレゼン資料を自動生成
Gamma AIでは、簡単な内容の入力、もしくはword, Google Documentsなどの文書をインポートすることで、AIが日本語のプレゼン資料を自動生成してくれます。
今までは、プレゼン内容を作り、wordなどで内容を整理して仕上げ、プレゼン資料を作るというように、かなりの手間がかかっていたと思います。
Gamma AIは、wordなどからプレゼン資料を自動的に生成してくれるので、私たちがやることはプレゼン内容を考えるだけです!
プレゼン内容も、ChatGPTが書いてくれるので、ほとんど私たちの作業はいらないですね。笑
ChatGPTに内容を考えてもらい、それをGammaにプレゼン資料にしてもらったものはこちらです。(ChatGPT-Gamma)
全く手を加えていないですが、このクオリティなら手を加える必要もなさそうですね。
②プレゼン資料を編集
Gamma AIではもちろん、自分なりに編集することも可能です!
- 書式を変える
- テーマを変える
- レイアウトを調節する
- 写真、動画、webページ、フォーム、ボタンを埋め込む
- 自分で1からページを作り、追加する
などの作業を自分で行うことができます。尚、もちろんこの場面でもAIを使って効率的に作業を進めることが可能です!
③ドキュメントの作成
『Gamma ai』ではプレゼンのみでなく、ドキュメントの作成も可能です。
プレゼンと同じく、作成したいドキュメントの簡単な情報を入力するだけで作成できます。
さらに、この機能を用いて作成したドキュメントをインポートプレゼンを作成するということも可能です!
④Webページの作成
上記に加えて『Gamma ai』ではwebページの作成も可能です。
こちらも同様に簡単な情報を文章で与えるだけで完結します!
実際に『Gamma ai』で作成した『生成AIの業務活用方法』に関するwebページはこちらです。(リンク)
次の§2では具体的な使い方を説明していきます!
第2章 Gammaの使い方!
Gammaに登録する
まずGammaのサイトを開きます。
このような画面になるので、Sign upしていきます。
Googleアカウントかメールアドレスで認証することができます。
仕事目的(For work)なのか、個人的に使う(For personal use)のかを選択します。
Gamma AIは日本語で使える?
結論から申し上げますと、Gamma AIは日本語で使うことができます!プロンプトも日本語で行うことができますし、スライドも日本語で出力することができるので、安心してお使いください!
ご覧のように日本語をはじめとした様々な言語に対応しています。
しかしながら、英語の方がより精度が高いスライドを作ることができるようです(英語→日本語の翻訳を介さないため)
日本語スライドについて
『Gamma AI』では日本語でプレゼンを生成することも可能です!そのため日常的にプレゼンを作る際に使用することができます。
以下に一つの作成例を載せておきます。
第3章 実際にプレゼン資料を作ってみた
それでは、実際にプレゼン資料を作ってみましょう!
プレゼン資料をAIで生成(チュートリアル)
登録が済んだらPresentation, Document, Webpageと出てきます。今回はプレゼン資料を作るので、左のpresentationを選択しましょう。
①トピックを決める
するとこのような画面になります。日本語でも大丈夫なので、自分の作りたいプレゼン資料の内容のトピックを入力しましょう。今回は、以下のトピックで作成していきます。
AIの活用事例
すると、このように自動的にアウトラインを作ってくれます。そのままでも良いですし、自分で訂正していただいても大丈夫です。
一枚あたりのテキスト量などを調整することもできるようです。
また、スライドに使う画像を生成するAIを選択することもできます。DALL-Eは有料となりますが、Stable Diffusionを無料で使うことができます!
②テーマを決める
続いて、テーマを決めていきましょう。いくつかのスライドのイメージが提示されます。
テーマを決めて(Pick a theme)、continueをクリックします。
③AIがプレゼン資料を自動生成
すると、このようにプレゼン資料が自動生成されます!
プレゼン資料を作る(2回目以降)
今まではチュートリアルの一環で、プレゼン資料を自動生成しましたが、ここからは2回目以降の方法を説明します!
Gammaのデフォルト画面はこのようになっています。
画像で説明している通り、画面上側に新たに資料を作るボタンがあり、画面下には今まで作った資料がまとまっています。
『新しく資料を作る』と書いたところには
- New with AI → 簡単な文章から、AIに自動生成してもらう
- New blank deck → 新しく自分で作る(AIのお助けあり)
- Import → Wordファイル、Google Docsを読み込ませて、AIに自動生成してもらう
という3つがあります。
今回は1. New with AIについて説明します!
New with AIをクリックするとこのような画面になるので、「Text to deck」をクリックします。ちなみに、Guidedをクリックすると、トピックを与えるだけでAIが自動的にアウトラインを作ってくれます!
するとこのような画面になります。最初は一つずつ行なっていた設定が、一括になっています。
①プレゼンの内容を入力
プレゼンの内容を書きます。
Add or paste in your content here. It can be a simple topic, a list of bullets, an outline, or an entire document. (あなたのコンテンツをここに追加または貼り付けてください。それはシンプルなトピック、箇条書きのリスト、アウトライン、または完全なドキュメントであっても構いません。)
という風に書いてあります。簡単文章を書いても良いですし、文書をimportしても構いません!
②資料の形式
資料の形式を選択します。
Presentation, Document, Webpageの三つがあります。今回はプレゼン資料を作るので、Presentationを選択しました。
③プレゼン資料の長さ
ここでは、資料のページ数を決めます。
この場合8ページのプレゼン資料が生成されます!
④画像の権利関係の設定
ここでは、プレゼン資料の使用用途に合わせて、画像に関して設定していきます。
ここを開くと、次のように書いてあります。
All images (全ての画像)
Use the most relevant images, even if licensing is unknown (ライセンスが不明であっても、最も関連性の高い画像を使用します。)Free to use (個人利用可能な画像)
Only use images licensed for personal use, like a school project. (学校のプロジェクトのように、個人利用が許可された画像のみを使用します。)Free to use commercially (商業利用可能な画像)
Only use images licensed for commercial use, like a sales pitch.(セールスピッチのように、商業利用が許可された画像のみを使用します。)
画像の出典まで考慮してくれているのは、素晴らしいですね。
私はこの記事に載せるので、”Free to use commercially“を選択しました。
⑤AIがプレゼン資料を自動生成
あとは、右下の“Generate”をクリックすると、自動生成されます!
完成したプレゼン資料を編集する
編集は全て右側のリストから可能です!このように様々なものを編集することができます!
以下に実際に『Gamma AI』を用いて制作したプレゼンを紹介します。
文章をもとに作成
・AIの仕事利用について(リンク)
・生成AIの業務での活用方法(リンク)
ドキュメントをもとに作成
・レストランへの生成AIの導入(日本語版)(リンク)
・レストランへの生成AIの導入(英語版)(リンク)
比較して頂けるとわかる通り、日本語よりも英語の方がクオリティが高くなる傾向があります。
納得がいくまで自分好みに編集できるのも良いですね。
AIのお助け機能
特にこのAIのお助け機能は非常に有用だと思います!
このように、AIとChat形式で編集を加えていくことが可能です!クレジットを消費するので、その点は注意しましょう。
第4章 料金と実際の制作例
『Gamma AI』の料金
『Gamma AI』に有料プランが追加されました!(9/4現在)
無料プランでは、AIの利用にはクレジットを消費する必要があります。以下に仕組みの表を示しました。
sign up | +400クレジット |
招待 | +200クレジット/人 |
自動生成 | -40クレジット/1ファイル |
AIとチャット | -20クレジット/1チャット |
Gamma AIの有料プランは以下のようになっています
gamma aiの有料プランには、年間払いで月額1200円のプラスプランと月額2250円のプロプランがあります!有料プランに入った時点でクレジットを気にせずスライドを作れるようになるのですね!さらにプロプランに加入すると、スライドの最大枚数が増えたり、画像生成AIのDALL-Eが使えるようになったリします。
詳しくは公式サイトをご覧ください
第5章 終わりに
今回は、『Gamma AI』というAIサービスについて紹介しました。プレゼン資料をこんなに簡単に作れるのは画期的ですね。内容も補填してくれて、感動しました。。『Gamma AI』にはこの他にもドキュメント作成やwebサイトの作成などの機能もあります。ぜひ実際に使ってみてその便利さを体感してみて下さい!
ChatGPTやAIの社内導入にご興味や疑問をお持ちの方は、以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください!最適なソリューションをご提案させていただきます。
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
今回紹介した『Gamma AI』以外にも有用なプレゼンAIはいくつかあるので使い分けてみてください!
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。
Amazing lots of useful info!