『Leonardo(レオナルド)ai』は商用利用可能?使い方や料金を解説!

この記事ではAIを用いて画像を生成できることに加えて、他の方が生成した画像の元となった呪文(プロンプト)を参考にしたり、画像を学習させて自分用にカスタマイズした画像生成AIを生み出すことができるなど、画像生成に関する数多くの機能をもつAIプラットフォームである『Leonardo AI』について詳しく紹介します。

生成AIハッカソンの詳細情報

第1章 「Leonardo(レオナルド)AI」とは?商用利用可能?

Leonardo(レオナルド)ai(リンク)は、オンラインで入力されたテキスト(文章)もしくは画像からさまざまなコンテンツを生成するAIプラットフォームです。以下でその機能や使い方を詳しく紹介していきます。

『Leonardo AI』の公式サイトの画像 生成された様々な画像が並んでいる

画像出典:https://app.leonardo.ai/

商用利用は可能?

結論から言えば、無料プランなら不可能、有料プランなら可能です!

料金プランは月間プランで12ドル、30ドル、60ドルの3種類があります。それぞれの料金プランの詳細は§3で紹介しています!

『Leonardo(レオナルド)ai』の特徴

画像生成AIであるLeonardo(レオナルド)aiの特徴は、おおむね以下のとおりです。

  1. 毎月無料で150トークン(設定により最大150枚分)が使用可能!ちょっとした画像生成に使うには十分です。有料プランに加入することで、さらに利用トークン数を増やすことが出来ます。
  2. 有料プランに課金すれば商用利用も可能
  3. 高品質な他者生成公開コンテンツを自由なキーワードで検索し、プロンプト及び生成環境設定をそのままコピーして使用可能!
  4. 背景透過処理やunzoom(生成画像の外側を追加描写)など数種類のバリエーション生成がワンクリックで可能!
  5. イラストやロゴ、高解像度写真など何でも生成可能!
  6. アダルトコンテンツも生成可能!
  7. Negative promptやControl net、seed値など高度な設定も可能!
河津大誠

画像生成に関することなら本当になんでもできると言っても過言ではなさそうなほど豊富な機能ですね!!

第2章 Leonardo(レオナルド)aiの始め方と使い方

§1で紹介した通り、『Leonardo(レオナルド)ai』には本当に多くの機能があります。

この章ではそれらの機能の使い方を紹介していきます。また、『Leonardo.ai』の導入方法も解説します。

『Leonardo(レオナルド)ai』の始め方

①まず、『Leonardo.ai』のウェブサイトにアクセスします。(リンク

『Leonardo ai』のロゴマーク

画像出典:https://app.leonardo.ai/

②指示に従いユーザー登録を完了します。

GoogleアカウントやMicrosoftのアカウントをお持ちの場合は簡単に登録できます。

無い場合はメールアドレスとパスワードを設定するという形になります。

『Leonardo AI』のアカウント登録画面

画像出典:https://app.leonardo.ai/ Googleアカウントなら左側、メアドなら右側を使う

③ユーザーネームを入力します。また、興味のある使用用途を選択します。

Leonardo.ai』の規約により、利用するには18歳以上であることが必要です。

『Leonardo AI』に自分の興味やユーザー名を伝える画面

画像出典:https://app.leonardo.ai/

ここまでで登録は完了となります。次は使い方を解説していきます。

Leonardo(レオナルド)ai』の使い方(画像生成)

①管理画面左側の「AI image generation」をクリックします。

『Leonardo ai』の管理画面、画面左側をクリック

画像出典:https://app.leonardo.ai/ 画面左側をクリック

②作りたい画像の呪文(特徴を示した文章)を入力します。

画面上側の『AI Generation Tool』の下の欄に呪文を入力しましょう。また、StableDiffusion2.1やDreamShaper v7などの生成モデルを選択します。

作りたい画像の詳細を入力する画面

画像出典:https://app.leonardo.ai/

 

画像サイズやガイダンススケール(プロンプト影響度)など、生成する画像について細かい設定を行います。

『Leonardo AI』がさまざまなパラメートを操作できることを示す画像

上から順に

・生成する画像の数(Number of Images)

・高性能化を行うかどうか、ただし使用するトークン量は増加する(Prompt Magic)

・新モデルを使用するか(AIchemy、High Resolution)

・どこまで細かく生成するか(Resonance)

・生成した画像を公開するか否か、ただし無料版だと公開するしか選択できない(Public images)

・画像サイズ(Input Dimensions)

・プロンプトがどの程度影響するか(Guidance Scale)

④「Generate」ボタンをクリックします。

プロンプトを入力した上で『Generate』を選択

画像出典:https://app.leonardo.ai/

ものによりますが最大8枚の画像が「数秒 ~ 長くても30秒程度」で一括生成されます。

これでプロのデザイナーも顔負けの高品質な画像が短時間で生成可能です。

『Leonardo AI』を用いて実際に生成された画像

画像出典:https://app.leonardo.ai/

頭の中のイメージを思い通りに実現するにはコツも要りますが、基本的には似たような画像を検索してそのプロンプトや環境設定をコピーすればだいたいの事は素人でもできるというのがこのツールの特筆すべきポイントです。

生成画像は、無課金の場合は全て公開されますので、他の人がすぐにプロンプトなどをコピーして使用出来ます。

他人が生成した画像のプロンプトを確認できることを示す画像

画像出典:https://app.leonardo.ai/

上記のように画像の細かい設定が全て確認できるので、始めのうちはこれらを参考にすると良いでしょう!

生成画像の非公開化

生成画像が公開されるとなると、プライバシー侵害などの法的問題が心配になりますが、そうした問題が懸念される場合は課金して「Public Images」のチェックを外せば非公開にする事が可能です。ただし、有料プランへの加入が必要になります。

「Public Images」のチェックを示す画像

画像出典:https://app.leonardo.ai/

第3章 Leonardo(レオナルド)aiの料金

現在「$0」プラン、および月額「$12」、「$30」、「$60」のプランがあります(年間契約では20%OFF)。

料金プランの詳細がわかる画像

画像出典:https://app.leonardo.ai/

月あたりたったの$12で8500トークンもあるので、基本的にはこれで充分だと思います。商用利用や、画像の非公開化なども可能となっています。


第4章 まとめ

Leonardo.aiはその多機能性・品質の高さ・利便性の高さから、今後さまざまな分野の様々なシーンで活用されることが予想されます。

Alchemy」(忠実度の高い高解像度での生成環境を行う機能)、

AI Canvas」(画像を視覚的に修正し、合成アートワークや印象的なフォトモンタージュを作成するエディタ)、

3D Texture Generation」(テクスチャ付き3Dモデルを必要とするゲームやその他のアプリケーションのアセットテクスチャ作成に使える機能)

などなど、様々な機能がα版またはβ版として公開されており、ポテンシャルが非常に高く、まだ使った事が無いという方もこのツールの基本的機能を使ってみることをお勧めします!画像生成の楽しさを実感できるのではないかと思います!

執筆者:河津大誠

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