【Bard vs ChatGPT】それぞれの利点と違いを徹底解説!

この記事では、会話型AIとして話題となっているOpenAIのChatGPTとGoogleのBardの違いについて比較して解説しています!

河津大誠

どちらをメインで使用するか迷っている方はぜひ最後までお読みください!

§1 ChatGPTとBardとは?

ChatGPTBardはどちらも対話型AIであり、会話を通じてさまざまな質問を投げかけたり、メールの文章を考えてもらったり、文章を校正・要約してもらったり、アイデア出しや壁打ちの相手にしたりなど本当にさまざまな使い方ができます。

これらのAIツールはともに無料で使用できる(ChatGPTは一部機能が有料)ためどちらを使用するか迷いがちです。以下でそれぞれの特徴を紹介していきます。

ChatGPTについて

ChatGPTはOpenAIによって開発された会話型チャットボットです。無料で使えるGPT3.5モデルに加えて、最新の有料版限定GPT4モデルがあります。

特にGPT4モデルは模擬司法試験を上位10%の成績で突破するなど非常に高性能を誇っており、昨今のAIブームを引き起こした張本人だと言えるでしょう。

ChatGPT4とGPT3.5に関するさまざまな試験結果のデータ

上が英語、下がその和訳となっています。 画像出典:OpenAI公式(https://openai.com/research/gpt-4)

アプリ版も出ており、スマホからでも簡単に使用することが可能です。

ブラウザ版はこちら(リンク)から、アプリ版はiosならこちら(リンク)から、androidならこちら(リンク)利用することができます!

詳しくは以下の記事を参照ください。

AIブームはここから始まった!!『ChatGPT』

Bardについて

『Bard』はGoogle開発の大規模言語モデル「LaMDA」を使用した対話型チャットボットです。

現在は試験運用中のようで、これから更なる進化が期待されています。利用はこちら(リンク)から可能です。

詳しくは以下の記事を参照ください

Googleが開発した日本語に強い会話型AI『Bard』の使い方と料金

§2 Bard vs ChatGPT 比較してみた

この章ではBardとChatGPTを色々な要素について比較していきます。

Bardの良い点

①回答の複数生成

Bardではこちらの問いかけに対して回答が同時に3つ生成されます。

google bard ai home画面

画像出典:Google Bard(https://bard.google.com/)

例えば上記のように、キャッチコピーを5つ出してと頼んだところ回答ごとに5つ、すなわち全部で15個のキャッチコピーを同時に生成してくれました。

こちらの質問の解釈が何通りか考えられる場合もこの複数回答機能のおかげで、こちらの意図に沿った回答を得られやすくなります。

ChatGPTにはこの機能を搭載されていないため一つの違いと言えるでしょう。

②回答の生成速度

ChatGPTでは回答を生成する際、途中経過も記述してくれるのですが、Bardでは一気に全文が表示されます。

これ自体は長所か否かは好みが分かれるのですが、そのおかげもあってか回答生成速度がChatGPTと比較しても早いです。特にBardは3つの回答を同時生成していることを考慮すると脅威の速さであると言えます。

③質問文編集機能

Bardには投げかけた質問文の編集機能がついています。

GoogleのBard aiにて編集機能の位置が左上にあることを示している

質問文の編集は右上の鉛筆マークをクリックすることで可能 画像出典:Google Bard(https://bard.google.com/)

画像出典:Google Bard(https://bard.google.com/)

この機能によって良い回答が得られるまでトライアンドエラーを重ねることが可能となります。

④リンクを読み込ませることが可能

https://aitechworld.info/のリンクをBardに読み込ませ特徴を教えてもらっている画像

画像出典:Google Bard(https://bard.google.com/)

画像のようにBardはリンクをそのまま投げても読み込むことが可能です。さすが検索エンジンGoogleのAIですね!

この機能によって、web上のページの情報を元にして質問することが可能となります。

⑤GoogleドキュメントかG-mailに変換できる

Bardにて、GoogleドキュメントやG-mailに変換できることを示す画像

画像出典:Google Bard(https://bard.google.com/)

Bardでは会話内容をGoogleドキュメントかG-mailに変換することが可能です。

この機能によって社内での情報共有や、回答の編集が容易になると言えるでしょう。

⑥Google検索を元に最新情報にも答えることができる

Bardに最新のwbcの結果について聞いた際の回答

画像出典:Google Bard(https://bard.google.com/)

ChatGPTに最新のwbcの結果について聞いた際の回答

画像出典:ChatGPT

上記のようにBardは最新のwbc(ワールドベースボールクラッシック)の結果を正確に回答できるのに対し、ChatGPTは2021年9月までの知識でしか回答できないとあります。

これはChatGPTがテキストとコードのデータセットでトレーニングされているのに対し、BardはGoogle検索のデータセットでトレーニングされていることに起因します。Google検索は常に更新されるため、Bardは、最新の情報にも回答することができるのです。

河津大誠

個人的には最新情報を得られる点がBardの最も大きな強みだと思います!

⑦全機能が無料で利用可能

Bardでは現状全ての機能が無料で利用可能です。

一方ChatGPTは最新モデルを使用するには月額 20ドルが必要となります。

ChatGPTの良い点

①回答の精度が高い

GPT-3.5ではおよそ3550億個のパラメータ(学習に使用したテキストデータ)が使われており、ChatGPTの最新モデルであるGPT4は1兆個ものパラメーターで訓練されていると言います。Bardは正式には公表されていませんが、このパラメータ数には及んでいないと言われています。そのため基本的な回答の精度はChatGPTの方が高い傾向にあると言えるでしよう。

②スマホアプリが存在する

ChatGPTにはios版とandroid版のアプリが存在します。そのためスマホでの使い勝手がかなり良く、Bardとの違いの一つとなっています。ChatGPTのアプリについて詳しくは以下の記事をご覧ください。

スマホで使えるChatGPTアプリの使い方, 利点を解説 !

③プラグインが使用可能

ChatGPTPlusユーザー(有料版)に限りますが、様々な外部サービス(食べログやメルカリなど)の機能をChatGPTを介して利用できるようになるプラグイン機能が使用できます。

プラグインは非常に数多くあり、毎日増えているような状況ですので、それら全てを利用できる点は大きいでしょう。リンクを読み込ませることもプラグインを用いれば可能となります。詳しくは以下の記事を参照ください。

ChatGPTのプラグインの基本!使い方/価格/機能を紹介!

④プログラミングの補助が可能

Bardは基本的に対話型AIであり、プログラミングのコードの生成はそこまで向いていません。これに対し、ChatGPTでは多彩なプログラミング言語に対応することができ、コードの修正を依頼することもできるため、プログラミングに利用する際はChatGPTの方が良いと言えそうです。

⑤Cord Interpreterが利用可能

こちらもChatGPTPlusユーザー(有料版)に限りますが、Cord Interpreterという、Pythonで書かれたファイルを読み込んだり、QRコードを生成したり、WordファイルやExcelファイル、パワーポイントなどを読み込ませてその内容について質問できる新機能の存在はBardとの大きな差別化要因となります。

ChatGPTのCord Interpreterを用いてQRコードを生成している様子

Cord Interpreterを用いて生成したQRコード

Cord Interpreterを用いて生成したQRコード

上記のように、当サイトのQRコードも簡単に作ることができます。ぜひ読み取ってみてください。

§ 3 まとめ

いかがだったでしょうか?それぞれに強みがあることがお分かりいただけたかと思います。

BardとChatGPTを比較した結果を簡単にまとめると、Bardは最新情報が得られ、リンクの読み込みができ、Googleドキュメントへの変換も可能という点が大きな強みであり、対するChatGPTは回答精度が高く、有料版に加入することでプラグインやCord Interpreterなどの多彩な機能が利用できるようになる点が大きいでしょう。

河津大誠

個人的には無料で利用するならBard、有料で利用するならChatGPTかなと思います。

皆さんも実際にBardとChatGPTをそれぞれ使ってみてください!

執筆者:河津大誠

 

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