目次
第1章 ChatGPT(チャットGPT)は電話番号の登録なしで利用可能?
ChatGPTを使用するためには、ChatGPTを制作したOpenAI社のアカウントを作成することが必要になります。ChatGPTは次のページから登録することができます。(リンク)
そして、ChatGPTを使用するためには電話番号の登録が必要になります。
具体的には
- メールアドレスの登録
- 氏名の登録
- 電話番号の登録
をOpenAIのアカウントを作るために行う必要があります
第2章 なぜChatGPT(チャットGPT)の利用に電話番号が必要?危険性は?
では、なぜChatGPT(チャットGPT)の利用に電話番号が必要となるのでしょうか?
この問いを直接ChatGPT(チャットGPT)に投げてみました。
①ChatGPT3.5の回答
②ChatGPT4の回答
1.スパムや乱用の防止(二重アカウントの防止)
これは、例えば電話番号を入力することで個人が大量のアカウントを制作するなどといった行為を防止できることです。メールアドレスは個人が大量に所有することが可能ですが、電話番号となると大量に所有することは難しくなるでしょう。
2.セキュリティの向上
これは、本人確認を簡単に行えるようにするためという意味合いが強そうです。パスワードを忘れてしまっても電話番号を使って本人確認をすることで、パスワードを再設定し、再度ログインすることが可能となります。
3.コンテンツの制限
これはChatGPT3.5の回答にのみ記載されている内容です。(チャットGPT)には年齢制限が存在します(13歳未満は使用不可)。ただし、年齢制限の確認に実際にOpenAIが電話番号を用いているのか否かはこの文章からでは判断できません。
上記の回答の通り、おそらく電話番号は主に、二重アカウントの防止とセキュリティの向上に用いられていると言えそうです。ただし、OpenAIからの公式な電話番号の使用用途に関する発表を元にしているわけでは無いため、あくまで参考程度にお願いします。
第3章 ChatGPT(チャットGPT)における個人情報の扱いについて
電話番号を含む個人情報の扱いについて、Web ブラウジング機能をもとにChatGPTに聞いてみました。
WebブラウジングとはChatGPTがweb上の情報を元にして回答してくれるシステムです。また、回答の根拠になる情報源も提示してくれるため、そのリンク先に飛ぶことで情報の信頼性を確認することもできます。
情報漏洩の可能性がゼロでは無いため、その危険性を考慮した上で、登録するか否かを決めましょう。実際、企業によっては社内でのChatGPTの利用を禁じているところもあります。
ただし基本的にはサムアルトマンの講演等を元にすると、OpenAIはプライバシー保護に重要視しており、個人情報の取り扱いについて慎重な取り組みを行っています。実際にOpenAIが個人情報を不正利用することは、企業の規模から考えても可能性は低いでしょう。OpenAIは、収集した個人情報を明確な目的のために利用し、事前に通知し同意を得るという方針を採用しています。また、法的な要請がない限り、個人情報を第三者に提供することはありません。
具体的な情報やポリシーについては、OpenAIの公式ウェブサイトや関連ドキュメントを確認することをお勧めします。それによって、最新の情報を入手し、OpenAIのプライバシー保護に対する具体的な取り組みについて確認することができます。
また他のリスクとして、登録の際に入力する情報とは別に、ChatGPTと会話する際に入力した情報が、ChatGPTの学習に利用され、予期せず漏洩してしまうことも考えられます。対策としては、『Settings(設定)』の中にある『Chat history & training』をオフにすることでChatGPTによる学習を禁止できます。
また、社外秘の情報などは極力入力しないようにしましょう。
第4章 まとめ
この記事では、ChatGPTを利用する上での電話番号の入力の必要性や使用用途、OpenAIの個人情報の取り扱いに関する取り組みなどについて紹介しました。
個人情報については絶対の安全を保証できるものでは無いとはいえ、一般的なサービスと同様にリスクは低く、ChatGPTを利用することで得られるメリットを考えるとそこまで気にしなくても良いかと思います。
また、OpenAIのアカウントを作成することでChatGPTに限らず、画像生成AI『DALL-E2』などの他のOpenAIによるサービスを利用できる点も良いですね。
ChatGPTについては以下の記事で詳しく紹介していますのでぜひ併せてお読みください。
執筆者:河津大誠
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