アバターがプロンプト通りに喋る!動画生成AI「Rendora AI」は日本語で使える?使い方や料金を紹介

最近、YouTubeなどで動画を見ていると人間ではなくアバターが動画に出演しているものを見る機会も多いのではないでしょうか?いわゆるVtuberと言われるものであったり企業の広告動画などでも増えているように思えます。

動画で収益を上げたり情報を発信する際に、必ずしも生身の人間が必要であるとは言えなくなってきました。

デジタル技術の進化とともに、仮想の世界と現実の世界の境界がますます曖昧になっています。特に3D AIアバターの登場は、エンターテイメント、教育、ビジネスの各分野で大きな革新をもたらしています。Rendora AIは、この進化の最前線に立つ企業であり、その革新的な技術と機能は、多くのユーザーに新しい体験と価値を提供しています。本記事では、Rendora AIの概要とその主要な機能について詳しく説明します。

1章 3Dアバターを生成できる「Rendora AI」とは?

Rendora AIは世界初の3D AIアバターを生成できる動画生成AIとなっています。テキストプロンプトからアバターのセリフを設定でき、オリジナルのアバターに自然にプレゼンをさせることができます!

 

こちらの動画を見ていただければわかるように、アバターの外見や表情、ジェスチャーまでさまざまなディティールをテキストプロンプトによって再現することができるのです!

Rendora AIの概要

Rεndora AIは、先進的な3Dモデリング技術と人工知能(AI)を融合させたプラットフォームです。このプラットフォームは、ユーザーがリアルでインタラクティブな3Dアバターを作成し、それをさまざまな用途に活用することを可能にします。Rendora AIの3Dアバターは、単なるビジュアル表現にとどまらず、AIによる高度なインタラクティブ性を持つ点が特徴です。この技術は、エンターテイメント業界、教育、ビジネス、マーケティングなど、多岐にわたる分野で応用されています。

3Dモデリング技術

Rendora AIの3Dアバターは、高度な3Dモデリング技術を用いて作成されています。具体的には、ポリゴンモデリング、スカルプティング、プロシージャルモデリングなどの手法が用いられています。

作成したアバター

画像出典 Rendora AI

これらの手法により、アバターは非常に細部までリアルに表現され、自然な動きを実現します。Blender、Maya、ZBrushなどのプロフェッショナルな3Dモデリングツールが使用されており、これによりアバターのテクスチャリング、リギング、アニメーションが可能になります。

アプリケーションの多様性

Rendora AIの3Dアバターは、さまざまな業界で利用されています。例えば、ゲーム業界では、リアルなキャラクターの作成に利用され、プレイヤーに没入感を提供します。映画業界でも、特殊効果やアニメーション映画の制作に使用され、実際の俳優を必要とせずに複雑なシーンを再現することが可能です。また、教育分野では、医療トレーニングや手術シミュレーションなどの実践的な学習ツールとしても利用されています。

人工知能と自然言語処理

機械学習アルゴリズム

Rendora AIは、機械学習アルゴリズムを活用して、アバターのインタラクティブ性を強化しています。具体的には、教師あり学習、教師なし学習、強化学習などの手法が用いられており、これによりアバターはデータから学習し、ユーザーの行動に応じて適応することができます。この能力により、Rendora AIのアバターは、ユーザーとの対話をより自然で直感的なものにしています。

自然言語処理(NLP)

自然言語処理(NLP)は、Rendora AIのアバターがユーザーと音声やテキストで対話する能力を支えています。NLP技術により、アバターは人間の言語を理解し、自然な応答を生成することができます。これにより、感情分析や固有表現認識、機械翻訳などの高度な機能が実現されています。Rendora AIのNLP技術は、アバターの会話能力を向上させ、ユーザーとのインタラクションをよりスムーズに行うことができます。

さらに、3DモデリングとAIの統合により、ユーザーにシームレスなエクスペリエンスを提供することができます。3Dモデルは視覚的な要素を提供し、AIはインタラクティブ性を追加します。これにより、ユーザーはアバターを介して直感的かつリアルな対話を楽しむことができます。例えば、NVIDIAのOmniverse Avatar Cloud Engineは、この統合の好例であり、リアルタイムでレスポンシブなアバターの作成と展開が可能です。

2章 Rendora AIの使い方

Rendora AIの始め方

それでは、早速Rendora AIの使い方についてご紹介いたします!

①公式サイトにアクセス

まずは、公式サイトにアクセスしましょう!

②アカウント登録

公式サイトの画像

画像出典 Rendora AI

こちらが公式サイトの画面となっています。画面下の「 Get started for FREE」をクリックしてアカウント登録に移りましょう。

ホーム画面

画像出典 Rendora AI

このようにアカウントを登録しなくてもRendoraのホーム画面に行くことはできます。このまま画面右上の「始める」でアカウント登録画面に移ります。

アカウントをメールアドレスで登録

画像出典 Rendora AI

メールアドレス・またはGoogleアカウントからアカウント登録ができます!お好きな方法でアカウント登録を行ってください。

クレジットが付与される

画像出典 Rendora AI

アカウント登録が完了すると、自動的に無料プランに加入することとなります。この際に900クレジットが付与されます!

Rendora AIを使ってみた!

それでは、早速Rendora AIで3Dモデルを作ってみましょう!

ホーム画面から作成画面へ移動する

画像出典 Rendora AI

ホーム画面の右上の「作成する」から作成画面へ移動しましょう!

おそらく縦型か横型かを選べる

画像出典 Rendora AI

このように「風景」「ポートレート」を選択する画面があります。日本語に訳される際に問題があったようで実際には横長か縦長のどちらで動画を生成するかを選ぶことができます!

作成画面

画像出典 Rendora AI

今回は横長画面の動画を生成します。このように作成画面へと移動します!

Rendora AIで自分好みのアバターを作成!

期間限定でアバターを生成できる

画像出典 Rendora AI

現在、自分でアバターを生成することができるようなのでやってみましょう!

キャラクターの選択

画像出典 Rendora AI

まずは、キャラクターの選択です。男性キャラ、女性キャラたくさんのパターンが用意されているので好みのキャラクターを選びましょう!

衣装の選択

画像出典 Rendora AI

次に、衣装を選択します。「スタイル」をクリックするとフォーマルやカジュアルといった服のタイプを選択でき、「色」から衣装の色を絞り込むことができます!

さらに、髪型やアクセサリーを選択したら完成です!

作成したアバター

画像出典 Rendora AI

こちらが完成したアバターとなります。服装や髪型が変わるだけで最初のキャラクターとは全く印象が変わりますね。

作成確定

画像出典 Rendora AI

Rendora AIで動画生成

それでは、動画生成に移りましょう。

ステージの選択

画像出典 Rendora AI

アバターが話すスタジオを選択します。このように、スタジオプレビューから雰囲気を確かめられます。

セリフの設定

画像出典 Rendora AI

次に、アバターに話させるセリフを入力しましょう!今回は、Rendoraが日本語で使うことができるかを確かめるために日本語のセリフにしてみました!

ジェスチャーの指定

画像出典 Rendora AI

ジェスチャーの指定をすることもできます。

アバターなどを設定

画像出典 Rendora AI

全ての設定が完了したら「3D生成」で実際に動画を生成してみましょう!

作成後に編集ができる

画像出典 Rendora AI

Rendora AIは日本語で使える?

こちらが生成された動画となっています!音声が中国語で生成されてしまいました。

おそらく、漢字が含まれている事から、中国語と認識されたのでしょう。この事から、現時点でRendora AIは日本語には対応していないことがわかりました!今後日本語が対応されるのを待ちましょう!

3章 Rendora AIの料金

Rendora AIは無料で使える?料金プラン

Rendora AIは無料で使うことができます!先ほどの手順で述べたようにアカウント登録をすると、900クレジットが付与されこのクレジット内では、無料で使うことができます!

料金プラン

画像出典 Rendora AI

無料プランでは3分動画が作れる程度のクレジットが付与されています。

スタータープランでは月19ドルの料金が発生し、10分動画を作れるクレジットが付与されます。また、アバターの種類が大幅に増えるのも嬉しいですね。

詳しい料金プランの違いは公式サイトをご覧ください!

4章まとめ

今回は世界初の3Dアバター作成ができる動画生成AI、Rendora AIについて紹介しました!まだ日本語に対応していないのが残念ですが、動画生成のクオリティは相当高いと感じました。

セリフを設定できるのも嬉しいですね。皆さんもぜひ使ってみてください!

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