みなさんChatGPTのプラグイン機能は使ってますか?
プラグインはChatGPT単体では実現できないことも実現可能としてくれる便利な機能で、ChatGPT Plusユーザーならうまく使いこなさないと損です!
ただし、現在(8/15)プラグインは600個以上あり、その全てを把握できている人はほとんどいないでしょう。
そもそもChatGPTとは何かについてはこちらの記事をご覧ください
目次
第1章 使いたい機能を持つプラグインが見つかる!『plugin pedia』
先ほども述べたように、自分の使いたい機能を持つプラグインを探す、もしくはどのような機能を持つプラグインがあるのかを見つけるのは容易ではありません。
そんな問題を解決してくれるプラグインが『plugin pedia』です!!
なんと、自分の使いたい機能を入力すると、その機能を持つプラグインの情報を与えてくれる『プラグイン検索機能』持ちなのです。
『Plugin Pedia』の実用例
『(欲しい機能の特徴)に関するプラグインを教えてください』 と入力するだけで該当するプラグインをいくつか紹介してくれます。
例えば『画像生成に関するプラグインを教えてください』と入力すると
『Plugin Pedia』について、詳しくはこちらをお読みください。
次に紹介するのはChatGPTへのPDF読み込みを可能とする『Ask Your PDF』です!
みなさん、普段PDFファイルで資料を配られて、大量のPDFを読むのが大変だと思ったことはありませんか?
今回ご紹介する『Ask Your PDF』は、その悩みを解消します。仕事で報告書を読む社会人も、論文を読む学生や研究者も、このツールでPDFを読むのがかなりラクになります!この記事を読んで一度使ってみてください、その便利さにびっくりすること間違いなしです!
PDF資料の要約、内容(英文)の和訳、内容についてどのように書いてあるかやどんな文脈で書いているか聞くなどなどPDFについてあらゆる質問が可能になります!
あなたが仕事で大量の報告書や資料を読む必要があるとき、AskYourPDFは大変便利です。例えば、特定のキーワードに関連する情報を探すとき、このツールを使えば一瞬でその情報を見つけることができます。
また、会議の議事録や契約書など、特定の部分だけを確認したいときにも役立ちます。これにより、情報検索の時間を大幅に短縮し、他の重要な仕事に集中することができます。
『Ask your PDF』の使い方
『Ask your PDF』を用いてChatGPTとPDFを共有する方法は2通りあります。
(1)PDFのURLがある場合
この場合は参考のURLを質問の中にコピペするだけです!
(2)PDFがパソコンに保存してあり、URLをがない場合
この場合は、PDFをChatGPTに読み込ませるためにIDを作る必要があります。
まずこちらからIDを作るためのサイトを開きます。するとこのような画面になります。
この下のUpload Document HereというところにPDFファイルをドロップします。
すると、このようにIDが出てきます。
この右上の赤い部分をクリックすると、IDがコピーされます!
このIDをChatGPTに入力することで、ChatGPTにPDFの内容を理解させ、その内容について質問できるようになります。
『Ask your PDF』の実用例
説明
PROMPT以下のPDFについて、概要を1000字以内で端的に説明してください。(先ほど生成したID)
要約
PROMPT PDFの内容を1000字で要約してください。
和訳
PROMPTPDFの内容を和訳してください。
以上の他にもキーワード抽出などさまざまな用途に使える非常に便利なツールです。
以下で詳しく説明しているので併せてお読みください。
第3章 画像生成のための呪文を生成!『photo realistic』
次はmidjourneyのプロンプトを生成する『photorealistic』です。
そもそもMidjourneyとは画像生成AIなのですが、高性能な画像を生成するには複雑なプロンプトが必要となります。
Photo realisticとは、そんなMidjourneyへのプロンプト(呪文)作成に特化したChatGPTプラグインです!
ただし、その他の画像生成AIに対してのプロンプト(呪文)生成として使うことも十分可能です。
このプラグインを使えばどなたでも簡単に幻想的な画像を生成することができます。
『Photo realistic』の実用例
このような画像を生成するのは、人力だとそれなりの技術と時間が必要なのですが、『Photo realistic』を用いれば一瞬で生成できます。
初めて使った際は本当に感動したのでみなさんもぜひ使ってみてください。
詳しくは以下の記事で紹介しています。
第4章 微積分などの高度な数学の問題が解けるプラグイン『Wolfram』
ChatGPTは計算ができないという話をご存知でしょうか?
すごく当たり前のように答えてくれますが、実はこれ間違っています笑笑。12123414+43241=12166655です。
ChatGPTの苦手分野の中でも第一に挙げられるのがこの計算能力なのです。
そこで今回紹介するプラグイン『Wolfram』を導入してから同じ質問をしてみると…
このように正解を提示してくれるようになりました!
すなわち紹介するプラグインはChatGPTの弱点をカバーし、積分などの計算や、三次元平面上での図示など、高度な数学的問題を解くことを可能にするものなのです!
数学の問題を解くというシンプルかつ使いやすいプラグインです!
『Wolfram』の実用例
以下に実用例を紹介します。
積分計算
解法の説明
地域や環境による教育格差をなくすという点においてもかなり貢献できるのではと思います。
3次元での図示
上記のように『Wolfram』は様々な数学の問題を解き、その解法や説明を提供してくれます。ChatGPTの苦手分野を補強し、さらに使用用途を広げてくれるとても有用なプラグインだと思います。皆さんもぜひ実際に使ってみてください。
以下の記事で詳しく紹介しています。
第6章 まとめ
いかがだったでしょうか、どれもChatGPTの機能を大幅に強化してくれるもので、実用的なのではないでしょうか!
これらのChatGPT プラグインはChatGPT Plusユーザー(有料プランユーザー)のみが使うことができます。他にも有料プランと無料プランには様々な違いがあるので注意してください。
今回紹介したプラグインの他にも有用なプラグインを数多くあるのでぜひ皆さんも実際に使ってみてください!
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