ChatGPTでCanvaプラグインが利用可能に!画像・イラスト生成の方法をご紹介!

ChatGPTにCanvaのプラグインが追加されました!

この記事ではCanvaプラグインの導入方法や使い方などを詳しく紹介しています!

第1章 ChatGPTプラグイン『Canva』の概要

Canvaというデザインの作成や編集が可能なツールをご存知でしょうか?

Canvaのホーム画面

画像出典:Canva

インスタグラムの投稿やポスターなど様々な用途に合わせたデザインの制作が簡単にできるツールで、AI機能も搭載しています。

そんな便利なデザイン制作ツールであるCanvaの機能が、プラグインによってChatGPT上で使用できるようになりました!

ChatGPTプラグインとは?

今回紹介するツールはChatGPTのプラグインの一つです。

ChatGPTはOpenAIによって開発された大規模な言語モデルで、人間との自然な対話を生成するために設計されています。大量のテキストデータから学習し、その結果としてユーザーからのプロンプトに対する適切な回答を生成します。

兼松洋輔

簡単にいうとどんな質問にも自然な日本語で返答してくれる会話botです!

ChatGPTについて詳しくはこちらの記事に記載しているのでぜひ併せてお読みください。(リンク

ChatGPTで使用できる機能の一つにプラグイン機能が存在します。

プラグイン機能とは、Canvaや食べログのような他のサービスの機能をChatGPT上で利用できるというものです。

様々なプラグインが並ぶプラグインストアの様子

画像出典:ChatGPT

上記のように様々なプラグインが存在します。

特定の業界や専門分野に特化した情報を提供したり、特定の言語スタイルを模倣したりするものなどがあり、これらのプラグインは、いままでのChatGPTでは不可能だった業務を可能にします。

今回はそんなプラグインの中でも、イラスト作成ツールであるCanvaのプラグインについて紹介します。

プラグインの注意点

プラグインの注意点として、ChatGPT Plus(有料版)のユーザーしか利用できない、すなわち有料であるという点が挙げられます。

ただし、有料プランに加入することで、プラグイン機能だけでなく、データ分析が可能なAdvanced Data Analysis(Cord Interpreter)や、最新バージョンのGPT4の利用などが可能となる為、本格的にChatGPTを使用するなら加入しておいて損はないでしょう。

有料版と無料版の比較についてはこちらの記事にて紹介していますので、加入するか迷われている方はぜひ合わせてお読みください。



第2章 ChatGPTプラグイン『Canva』の導入方法と使い方

では、実際に『Canva』プラグインを利用する方法を説明します。

Canvaプラグインの始め方

①ChatGPTのアカウントを作成します。(公式サイトはこちら)

②ChatGPTのアカウントが作成できたら、ChatGPTの有料プランに加入します。(月額20ドル)

③ChatGPTのプラグインの利用設定をする

初期設定ではプラグイン機能が利用できない場合があります。その場合は以下の手順を踏んでください。

画面右下の『Settings & Beta』をクリックする

画像出典:ChatGPT

まず、画面右下にカーソルを合わせて『Setting & Betas』をクリックします。

ChatGPTの設定画面

画像出典:ChatGPT

Beta features』をクリックし、『Plugins』をオンにすると設定完了です。

④Plugin StoreでCanvaプラグインをインストールする

上記を完了した上でChatGPTとのチャット画面に戻ると以下のような画面になるかと思います。

ChatGPT有料プランのホーム画面

画像出典:ChatGPT

ここで『Plugins』を選択しましょう。

すると、Plugin Storeが開かれ、多数のプラグインが確認できるかと思います。

様々なプラグインが並ぶプラグインストアの様子

画像出典:ChatGPT

『Search Plugins』の欄にCanvaと入力し、Canvaプラグインをインストールしましょう!

Canvaプラグイン実装後のChatGPTとのチャット画面

画像出典:ChatGPT

上記のようにCanvaのマークがChatGPTとのチャット画面に表示されれば導入完了です!

Canvaプラグインの機能と使い方

Canvaのプラグインでは、以下のようなことが可能です。

①ChatGPTとの会話によって目的にあったデザインテンプレートを検索する

②提案されたテンプレートを元にインスタグラムの投稿やポスターなどを作成する

それぞれの機能について解説します。

①ChatGPTとの会話によって目的にあったデザインテンプレートを検索する

例えば、インスタグラムの投稿を作りたい場合以下のように、インスタグラム投稿に使えるデザインのテンプレートを聞いてみてください。

ChatGPTにインスタグラム投稿のデザインを制作してもらう様子

画像出典:ChatGPT

すると、以下のように目的にあったデザインがCanvaプラグインによって提示されます。

ChatGPTのCanvaプラグインによって制作されたデザインPart1

画像出典:ChatGPT

ChatGPTのCanvaプラグインによって制作されたデザインPart2

画像出典:ChatGPT

ChatGPTのCanvaプラグインによって制作されたデザインPart3

画像出典:ChatGPT

提示されたものの中に気に入ったデザインがあれば編集に進みましょう。

ない場合は以下のように追加で要求してみてください。

ChatGPTのCanvaプラグインに追加でデザインを要求する様子

画像出典:ChatGPT

すると以下のようにデザインが提示されました。

ChatGPTのCanvaプラグインによって制作されたデザインPart4

画像出典:ChatGPT

ChatGPTのCanvaプラグインによって制作されたデザインPart5

画像出典:ChatGPT

今回はかなり理想に近いデザインが提示されました。

このように、Canvaプラグインはこちらの要求に合ったデザインを提示してくれるのです。

では良いデザインが選べたら②に進みましょう。

②デザインを編集する

提示されたデザインにはリンクがついているのでそちらをクリックすると以下のようなCanva内の編集画面に進むことができます。

Canvaのデザイン編集画面

画像出典:ChatGPT

この画面では実際に文字を書き換えたり、デザインの細部を変更することが可能です。

文字を変更することで以下のようなサイトPR画像が完成しました!

Canvaプラグインを用いて作成した画像

このようにChatGPTのCanvaプラグインではイメージに合ったデザインをほんの数分で作成する事が可能なのです!


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第3章 まとめ

今回はデザイン制作・編集ツールであるCanvaのChatGPTプラグインについて、その導入方法や使い方を詳しく紹介しました。

CanvaとChatGPTはどちらもかなり高性能なツールなだけあって、それらを公式に組み合わせて使用できるのはかなり便利だと感じました。

言葉を元に、好みのデザインが制作する事ができるため、デザインセンスに自信がない人でも、存分に利用する事ができます。

皆さんもぜひ実際に使用してみてください!

執筆者:河津大誠

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