今回は、PerplexityAIという会話型のAI検索サービスをGoogle Chrome拡張機能で使う方法をご紹介します!
PerplexityAIは会話しながら最新の情報を検索できるサービスなのですが、Google Chrome拡張機能で利用することが可能です。
実はこのAITechWorld内でこの拡張機能を使うとめちゃくちゃ便利なので、是非この記事を読んで使ってみてください!
PerplexityAIとは?
① PerplexityAIとは?
PerplexityAIは前述の通り、会話しながら最新の情報を検索できるサービスです。
カタカナだとパープレキシティです。
ChatGPTは最新の情報にアクセスできないという特徴があるので、PerplexityAIを組み合わせることで、できることがとっても広がります。PerplexityAIは、以下の6つが特徴です。
- 最新の情報を会話形式で検索できる
- 会員登録(サインアップ)をせずにすぐ使える
- 無料でGPT4を使える
- 出典を明確に提示する
- スマホ, iPhoneアプリで使える
- Google Chrome拡張機能で使える
今回はそんな中でもGoogle Chrome拡張機能について深掘りしていきます!
PerplexityAIの基本的な使い方や機能について、詳しくは以下の記事で説明しているので是非参考にしてください。
② PerplexityAIのGoogle Chrome拡張機能でできること
PerplexityAIはGoogle Chrome拡張機能で使うことが可能です。
できることは主に3つあります
- 手軽に質問できる
- 見ているWebページを要約できる(Summary)
- 検索範囲を指定できる(Focus)
一つ目は、PerplexityAIのサイトを開かずともワンクリックでPerplexityAIを使うことが可能です。例えば何かのWebページを見ていて、何か調べたい!となったときに非常に便利です。
二つ目は、要約機能で、ワンクリックで見ているページの要約が可能です。webサイトってものによってはとっても長かったりして、興味はあるのにこんなに読んでられない!って時ありますよね。
そんなときにこの機能を使うと、ワンクリックで要約してくれるので、とっても時短になって便利です!
三つ目は、検索範囲の指定で、All, This Domain, This Pageの三つを選ぶことができます。Allを選ぶと一つ目と同じなのですが、This Domain, This Pageは、そのドメイン内、またはそのページ内から検索をかけることができます。
このサイトの中に知りたい情報があるはず!といった時にいらない情報がたくさんあってなかなか辿り着けないという時はありませんか?そんなときにこの機能を使うと、すぐ目的の情報に辿り着くことができます。
次の章で具体的な使い方や使用例を紹介していきます!ぜひ使いこなしてください!
PerplexityAIのGoogle Chrome拡張機能の使い方
① Google Chromeをインストールする
Google Chromeの拡張機能は、Google Chrome上でしか使えません。つまりSafariなどを普段使っている方はまずGoogle Chromeをインストールする必要があります。(リンク)
上のリンクをクリックし、Google Chromeをインストールできる画面に飛ぶので、まずインストールしてください。
既にChromeをインストールしている方は必要ありません!
② PerplexityAIの拡張機能をインストールする
Google Chromeをインストールしたら、次に拡張機能をインストールします。(リンク)
上のリンクをクリックすると、下の写真のような、PerplexityAI拡張機能のページに飛びます。
「Chromeを追加」をクリックします。
「拡張機能を追加」をクリックします。
真ん中のサイコロのようなアイコンが、GoogleChromeの画面右上に出てきたら準備は完了です!
③ 手軽に質問する
最初は、一番簡単に使ってみます。
まず、GoogleChromeの画面の右上にあるPerplexityAIのアイコンをクリックするとこのようになります。
Ask anything…と書いてあるところが入力画面なので、そこに質問を入力していきます。今回はこのように入力してみました。
PromptPerplexityAIの魅力を教えて
(1) AIの回答
まずいろんなサイトを回って得た検索結果をAIがまとめて出力(Answer)してくれます。
(2) AIの回答の根拠となった出典
次に下にスクロールしていくと、このような画面になり、AIの回答の根拠となった出典がいくつか表示されます。今回は6つありますね。
気になった出典をクリックすると、そのサイトが表示されます!
(3) 関連質問(Related)
出典の下を見ると、Relatedと書いてあるところがあり、その下に関連する質問が3つ並んでいます。
例えば今回は、「PerplexityAIがどのように検索を行うのか」のところをクリックしてみました。
するとPerplexityAIの本来のページ(拡張機能ではない)に飛びます。
(4) 追加で質問する(Ask a follow up)
一番下までスクロールすると、一番下に「Ask a follow up」と書いてあるボタンがあることがわかります。
ここをクリックすると、今回の質問の内容をPerplexityAIの本来のページで検索した時と同じページが開きます。
PerplexityAIは会話しながら検索できるのが特徴なので、これが使えるのはとっても便利です!
④ Webページを要約する(Summarize)
次は長いWebページを要約する機能を紹介します。
今回はWikipediaの明治維新のページを使ってみます。
まず、このようにPerplexityAIの拡張機能を起動させると右上に「Summarize」とあるのでそこをクリックします。
すると、このようにこのページが要約されます。
長い長いWebページが要約されました!
みているページの内容をさらうことができて、知りたい内容があるかどうかについて知れますし、個人的にイチオシな機能です!
⑤ 検索範囲を指定する(Focus)
次は、検索範囲の指定です。
これは「③ 手軽に質問する」の付加機能なのですが、とっても便利なので深掘りして説明します。
PerplexityAIの拡張機能を起動すると、左下にFocusというボタンがあることがわかります。
Focusをクリックするとこのようになります。
- All
- This Domain
- This Page
の三つがあることがあります。
Allは「③ 手軽に質問する」と全く同じなので、省略します。
(1) This Domain
This Domainはそのサイトのドメイン内から検索をかけてくれます。
例えば、Wikipediaの明治維新のページを見ていて、This Domainを選択したら、Wikipediaの他のページも含めたWikipedia内で検索をかけてくれるということです。
FocusからThis Domainを選択し、このように入力してみました。
Prompt明治維新で最も活躍した人物を5人あげて
すると、このようにWikipediaの中の色んなページから引用してくれていることがわかります。
(2) This Page
対してThis Pageは今見ているWebページの中から検索をかけてくれます。
例えば、Wikipediaの明治維新のページを見ていて、This Pageを選択したら、Wikipedia内の他のページやWikipedia以外のサイトは検索の対象ではなく、今見ているWikipediaの明治維新のページの中から検索をかけてくれるということになります。
FocusからThis Pageを選択して同様に以下のプロンプトで入力してみました。
Prompt明治維新で最も活躍した人物を5人あげて
すると、検索結果の出典は今開いているWikipediaの明治維新のページだけだとわかります。
AITechWorldの閲覧に便利!
私たちが運営しているAITechWorldは「便利なAIツールを網羅的かつ体系的に学べるサイト」というモチーフで運営していて、AITechWorldを見ればAIツールの勉強を完結できることを目指しています。
一方で紹介しているAIツールの量や機能が多く、検索機能はあるのですが、探すときに大変かもなあと思ったりしています。
そんな中で、今回紹介しているPerplexityAIを使えばめちゃくちゃ便利じゃん!と感じたので、今回はおすすめの使い方を紹介します。
① This Domainを使って気になるツール, 機能を調べる
「こんなAIツールがあればいいな」と感じたときには、まずAITechWorldを開き、PerplexityAIの拡張機能を起動します。
そうしたら、FocusからThis Domainを選択し、検索をかけます。
例えば、こんなふうに検索してみます。
Promptスライドを自動生成できるAIツールには何がありますか。
するとこんな風にAITechWorldで紹介しているAIツールが表示されます。
下にスクロールすると、出典が明示され、その記事を開くことで目的のAIツールについて詳しく知ることができます!
② This Pageを使って検索する
私たちの記事では、網羅的にAIツールを紹介することを目的としているため、上級者の方などにとっては時折いらない情報も含まれていることがあると思います。
そんな時はPerplexityAIのThis Pageという機能を使って、検索をかけていきます。
先ほどの①でTomeというAIツールに関する記事が提示されたので、そのページを使っていきます。
例えば、「Tomeの機能は何があるんだろう」と思ったとします。そしたら、PerplexityAIの拡張機能を起動し、FocusからThis Pageを選択して、このように入力します。
PromptTomeで使える機能には何がありますか。
するとこのように記事の内容を抽出して、端的に教えてくれました!
③ この使い方のいいところ
今回のようにPerplexityAIを使ってAITechWorldを閲覧する方法のいいところを紹介します。
- 便利なAIツールを効率的に知れる
- 簡単なプロンプトで検索が成功する
大きくこの二つかなと思います。
(1)便利なAIツールを効率的に知れる
昨今AIツールは非常に大量に生まれています。従って、普通に調べても色んなAIツールがヒットしてしまい、本当に便利なAIツールに辿り着くのに時間がかかってしまいます。
そんな中で私たちは実際に使ってみて便利だなと思ったAIツールを優先的に紹介していますので、AITechWorldの中で検索をかけることで効率的に便利なAIツールを知ることが可能です!
(2)簡単なプロンプトで検索が成功する
AIツールの名前って検索に引っかかりにくいんですよね。
例えばスライドを自動生成してくれるGamma(ガンマ)という非常に便利なAIツールがあるのですが、普通に「ガンマ使い方」とググっても、こんな感じで漫画のガンマが出てきてしまいます。
対してAITechWorldはAIツールを専門的に扱っているので、AITechWorld内で検索することで、AIツールに簡単にヒットすることが可能です!
PerplexityAIを使いこなして、AITechWorldの記事で是非AIツールを網羅していってください!
まとめ
今回は会話しながらAI検索ができるPerplexityAIのGoogleChrome拡張機能の使い方についてご紹介しました!ワンクリックでAI検索できるのは非常に便利ですし、個人的には、使い始めてから便利すぎて普通にググる頻度が確実に減っています。皆さんもぜひ使いこなしてください!
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