最近登場した『Steve AI』をご存知ですか?『Steve AI』は領域とスクリプトの記述するのみでAIが自動的に動画を生成してくれる、今話題の生成系AIのツールです。
この記事では『Steve AI』について詳しく解説していきます。
目次
第1章 Steve AIの登録方法
① Steve AIの公式サイトにアクセスする (リンク:Steve.ai – World’s fastest way to create Videos)
②『Sign up for free』をクリックしアカウントを作成
FacebookアカウントやGoogleアカウントなどを利用できます。メアド登録する場合はユーザー名とパスワードを登録してサインアップしてください。
確認メールが届きますのでそちらを開くことで『Steve AI』の機能が使えるようになります。(メールをスマホで開いた場合はメアドとパスワードをサイトに再度入力することでログインできます。)
上の画面になれば登録は完了です!
登録に複雑な作業が必要ないのはありがたいですね!
第2章 Steve AIの機能・利用方法
『Steve AI』を用いた動画の生成方法
ログインしたら、ホーム画面に入り、生成する動画の種類を決めます。
例えば、『Text to Video』を選択すると文章からから動画を生成することができます。
『Type of Video』ではLive Video(通常の動画)かAnimation(アニメ)のいずれかを選択できます。
『Video Ratio』では縦横比を選択できます。
『Category』では動画のカテゴリーを、『Title』では動画タイトルを選択できます。これらは後ほど変更可能です。
ただし、現在のところ、日本語には対応していないので、英語入力が必要です。『Steve ai』では書き起こしたテキストに音楽やナレーションを自動で追加してくれる点が非常に便利です。
入力した情報を元に簡単なスクリプトが生成されます。この時点で内容を書き換えることで、よりイメージに近いものに仕上げることができます。
次に動画の基本デザインを決めます。AIが自動で動画のテイストの候補をいくつか表示してくれるので、その中からイメージに合ったものを選べます。
この時点である程度動画が完成するのでワークスペースで自分好みに編集します。
最後に制作した動画をダウンロードしましょう!
無料プランの場合3つの動画までダウンロードできます。
『Steve AI』の問題点
①日本語利用ができない
現時点では英語の他にイタリア語とフランス語で利用可能ですが、日本語では利用できません。そのため現時点では海外向けの動画を生成することに使用するのがよさそうです。
②思った通りの情報が抽出されにくい
こちらから入力する情報量が少ない分、自分が想定した内容と大きく異なる場合もあります。ただし、スクリプトは編集可能なので、手間はかかりますが、解決可能です。またこのあと紹介するChatGPTと組み合わせた方法はおすすめです。
『ChatGPT』と組み合わせてクオリティを上げる方法
前述の通り、入力する情報量が少ない分、自分が想定した内容に近づけるのが難しいです。その問題を解決するためにChatGPTと組み合わせて使用しましょう。
具体的には、『ChatGPT』でスクリプト生成→『Steve AI』のスクリプト画面にコピーアンドペースト
という方法を用います。以下はこのサイト『AITechWorld』の紹介動画を実際に生成した際の方法です。
PROMPT(紹介したいもの)を紹介する動画を1分程度で作成したいです。その動画のスクリプトを英語で出力してください。ただし、シーンの説明などは必要なく、動画内で実際に発言する内容及び表示する内容だけで構いません。
こちらを『Steve AI』にコピペします。
この工程を踏むことで作りたい動画にかなり近づけることが可能となります。
第3章 Steve AIの料金
料金体系は上記のようになっています。以下に日本語に訳して表にまとめました。
無料プラン | 月額45ドル | 月額60ドル | |
動画のダウンロード | 月に3つまで | 月に15個まで | 月に40個まで |
上限以上のダウンロード | 不可能 | 一つ当たり5ドル | 一つ当たり5ドル |
premium asset | なし | 月に25個 | 月に50個 |
動画の解像度 | 720p | 1080p | 2000p |
第4章 まとめ
今回は動画生成AI『Steve AI』を紹介しました。いかがだったでしょうか。
このツールを使うことによって、今まで動画制作にかかっていた時間を大幅に短縮することができ、現在動画を制作しているクリエイターだけでなく、AIが自動で動画を生成してくれるため、動画の制作の素人であっても動画制作のハードルが下がり、動画制作に挑戦するためにも大いに役立つことでしょう。
動画制作について興味のある方は一度試してみてはいかがでしょうか!
執筆者:河津 大誠
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