プロンプトで音楽生成ができる「Suno AI」の日本語での使い方や商用利用の可否を紹介

AIによる画像生成や動画生成のクオリティの高さは、多くの人が知るところなりましたね。SNSでもAIが作った画像や動画が大きな反響を呼んでいる様子をよく見かけます。本サイトでも動画生成画像生成のAIはよく取り上げています。

これらを使ってAIで映画を作ることができるのではという声もありますが、今回はそんな映画を作るのに必要なもう一つの要素である「音楽を生成するAI」Suno AIについてご紹介いたします!

 

1書「Suno AI」の概要と始め方

1-1「Suno AI」の概要

Suno AIは簡単に音楽を生成することのできるAIです。Suno AIでは、初めにユーザーが歌詞と音楽のスタイルをテキストプロンプトで入力することで音楽を生成することができます。

音楽ジャンルとしては、ロックやジャズ、クラッシック、ボーカロイドなどの様々なジャンルから選ぶことができるので、自分の好みに合わせた音楽を作ることができます!

さらにSuno AI の大きな特徴の一つとして、英語以外の言語にも対応しているということがあります。そのため、英語以外の歌詞の楽曲を作成することができます!もちろん日本語にも対応しているので、日本語の歌詞の楽曲を作ることもできます。

1-2「Suno AI」の始め方

早速Suno AIの始め方を紹介します!

①公式サイトを開く

まずは公式サイトにアクセスしましょう。

Suno AIの公式サイト

画像出典 Suno

公式サイトにアクセスしたら、画面右上の「Make a song」をクリックして次の画面に進みましょう。

Suno AIのはじめの画面 作成された音楽を聴ける

画像出典Suno

こちらがSunoのはじめの画面になります。この画面では、Suno AIを使って作成された音楽を実際に聴くことができます。筆者も実際に作られた楽曲を聞いてみましたが、特に英語の歌詞の音楽に関しては実際に海外のアーティストが出した曲と遜色ないクオリティであると感じました!

②アカウントの作成

Suno AIのはじめの画面 作成された音楽を聴ける

先ほどの画面の左側に青枠で顔われた「Create」というボタンがあります。こちらをクリックしましょう!

Sunoのアカウント作成画面

画像出典Suno

クリックするとアカウントの作成画面が現れます。「Discord」「Google」「Microsoft」のいずれかのアカウントを使ってSunoのアカウントを作成することができます。

今回は真ん中のGoogleアカウントを使ってアカウントを作成していきます。Googleアカウントを使ってサインアップをすると、そのままのブラウザでSunoを使うことができます。どのアカウントを使ってサインアップを行なっても基本的な操作は変わりないので、ご安心ください!

ベータ版の時はDiscord上でのみSunoを使うことができましたが、現在はアカウントを作成するとブラウザ上でそのままSunoを使うことができるようになりました!

アカウント作成後のSunoの画面

画像出典Suno

これにてSuno AIの準備は完了です!次の章で早速音楽生成を始めていきましょう。

2章「Suno AI」の使い方

それでは、Suno AIを使って音楽を生成していきましょう。Suno AIの使い方はとてもシンプルで誰でも簡単に使うことができるようになっています。

①作成画面に移動

ホーム画面から画面左の「Create」を選択して作成画面に移動しましょう。

Suno AIのはじめの画面 作成された音楽を聴ける

②プロンプトを入力

プロンプトを入力していきましょう!

曲の歌詞を指定せずに曲を作る画面

画像出典Suno

作りたい曲のイメージが固まっておらず詳しい情報を入力できないときは、上の画像の画面のように「Custom Mode」オフにしましょう。曲の雰囲気や曲調だけを入力するだけで、自動で歌詞を生成して音楽を作成してくれます!

今回はrock musicとだけ入力してロック調の曲を作ってもらいたいと思います。

RockMusicとだけ入力して音楽を作成した画像

画像出典Suno

生成すると、楽曲の長さが30秒ほどのものと1分ほどのものの2パターンの音楽が生成されました。筆者は普段洋楽を聞かないのですが、作成した音楽を聴いた限りでは、ふと聞こえてきても全く違和感がないほどの自然な楽曲に感じました。

Customモードをオンにした時の画面

画像出典Suno

「Custom Mode」をオンにすると、上の画面のように歌詞と曲調とタイトルを入力する欄が現れます。歌詞が定まっている場合はここから入力していきましょう!

今回は日本語で歌詞を入力してみます。歌詞は宮沢賢治の「雨ニモマケズ」にしてみました。

日本語で歌詞を入力した時に音楽を作成した画像

画像出典Suno

歌詞を日本語で入力すると、生成される音楽でも日本語の歌詞になるようです。このことから、Sunoでは日本語での入力ができることがわかります!

歌詞を実際に読み上げる際の日本語の認識能力としては、まだところどころ漢字の読みが違うことはありましたが、概ねしっかりと認識していると感じました!

日本語の発音に関してもそこまで大きな違和感はありませんでしたが、アーティストが歌っているものと比べるとまだクオリティの差を感じるというのが実際の感想です。

3章「Suno AI」の料金と商用利用

3-1「Suno AI」の料金は?

Suno AIの料金プランをご紹介します。

Suno AIの料金プラン

画像出典Suno AI

料金プランはこちらのように「基本プラン」「プロプラン」「プラミアプラン」の3つがあります。無料プランでも1日あたり10曲作ることができるので、かなり満足感はあるのではないでしょうか。しかしながら、1回のプロンプトで2曲が生成されるため、1日のプロンプトの回数としては5回までとなるので注意が必要です。

無料プランにある、共有世代キューというのは同時にリクエストが集中した際に待機列に入るという意味合いです。有料プランに「優先生成キュー」という項目があるので、有料プランであれば優先生成がされるということがわかりますね。

3-2「Suno AI」は商用利用できる?

ここで気になるのが、Suno AIは商用利用できるのかということです。結論から申し上げますと、Suno AIは条件付きで商用利用することができます。

それでは、商用利用できない場合とはどのような条件なのでしょうか。

先ほどの料金プランの項目にあったように、無料プランでは、「非営利条件」という制約があります。このことから、Suno AIを商用利用するためには有料プランに加入する必要があるということがわかりますね。

4章まとめ

今回はプロンプトから誰でも簡単に音楽を作ることのできる生成AIツールのSuno AIをご紹介いたしました!音楽を作るというのは、本来であればある程度の音楽の知識やセンスというものが問われるものですが、Suno AIではプロンプトだけで楽曲を作ることができるという点で人と音楽の距離を縮めるツールになりうるのではないでしょうか。皆さんもぜひ使ってみてください!

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