目次
Microsoft Designerとは?
① Microsoft Designerの特徴
今回は、Microsoft designerという、無料でデザインや画像を生成できる、便利なAIツールについて紹介します!
昨今、MidjourneyやStable diffusionなどに代表されるような、画像生成AIツールがたくさん出てきていますが、これらはどんな画像も高クオリティで生成できる一方で、用途がイマイチわかりにくく、趣味の範疇になってしまったり、業務で用いるとしてもとても高い技術が必要で簡単に使うことが難しいものが多いです。
一方で今回のMicrosoft designerは画像のデザインに特化していて、ユーザーにとってとても使いやすく設計されています!
また、画像生成においては、DALL-E2というOpenAI社の画像生成AIが搭載されているようで、画像生成自体のクオリティも高いです!
難しい設定もなく、現状では無料で使えるので、ぜひ本記事を読んで使ってみてください!
② 料金プラン・商用利用について
先述の通り、現状ではMicrosoft Designerは無料で利用することができます。
また、「生成した画像は任意の目的で、合法的な範囲で使用が可能」というように利用規約に示されているので、商用利用も可能であるといえるでしょう。
次の章で具体的な使い方について紹介していきます!
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Microsoft designerの使い方
基本的な使い方については、以下のMicrosoft公式の動画で紹介されています!
英語がわからなくて、動画の内容がわからない方でも本記事で紹介するので、心配しなくて大丈夫ですよ。
① インストール / Sign up
Microsoft Designerでは、特段インストールやサインアップは必要なく、Webサイトに入るだけで使うことが可能です!
必要なのはMicrosoftアカウントだけです!
私は普段Google Chromeを使っているのですが、Google Chromeでサイトに入ると、すぐに使うことが可能でした!
② 画像を用意する
Microsoft Designerでは、まずデザインの元となる画像を用意する必要があります。用意の仕方は2通りです。
画像の用意の仕方① 画像をAIで生成する「Generate Image」
② 画像を追加する「Add Image」
一つずつ紹介していきます!
(1) 画像をAIで生成する「Generate Image」
プロンプト入力画面の下部にある「Generate Image」をクリックします。「Generate Image」をクリックせずにこのままプロンプトを入力することも可能ですよ。
すると、以下のような画面になります。
「What image do you want to create?」と書いてあるところがプロンプト入力画面なので、そこに生成して欲しい画像の内容(プロンプト)を入力していきます。
今回は、走っている犬の画像を作ろうと思い、「A running dog」と入力してみました。
するとこのように、プロンプトの続きをたくさん作ってくれました!
画像生成AIあるあるですが、基本的に英語で書いた方がクオリティが高いです!Deeplなどの翻訳ツールを使って簡単に翻訳してから入力すると良いと思います。
するとこんな感じで生成してくれました!
ここにお気に入りがなかった場合、プロンプトを変えたり、またはそのまま「→」をクリックすると、新しい3枚を生成してくれます。
最後は「Select」をクリックしたら、画像の用意は完了です!
(2) 画像を追加する「Add Image」
AIを用いた画像生成を行わずに、自前の画像を選択することも可能です。
そんな時は、「Add Image」をクリックします。
このように、3種類選べます。
- From your phone(スマホ、iPhoneから)
- From this device(今使っているデバイスから)
- My media
「From your phone」を選択すると、QRコードが表示されるので、お使いのスマホでそのQRコードを読み取ることで、スマホに保存してある画像をアップロードすることができます。
あとは(1) 画像をAIで生成する「Generate Image」と同様です!
③ デザインを編集する
次に、デザインを編集していきます。
先ほどのように画像を追加して、「Generate」をクリックすると、このようにたくさんのテンプレートが生成されます。
お気に入りのものを選んで、そのままでよければ「Download」、デザインをカスタムしたければ「Customiza design」をクリックします。
するとこのような画面になります。
基本的には、画面左側にある、ここを選択してデザインを編集することができます。
(1) Templates
Templatesでは、先ほど選択した以外のテンプレートを見ることができます。
(2) My media
My mediaでは、デザインのデバイスへの保存や共有が可能です。
(3) Visuals
Visualsではさまざまな画像をデザインに追加することが可能です。
Visualsをクリックするとこのような画面になります。
「Photos」「Graphics」「Videos」ではそれぞれMicrosoft Designerが用意している画像、図形、短い動画を追加することが可能です!
今回は「Generate」を用いて、犬のイラストを追加してみました。
すると、こんな感じで追加できました!
(4) Text
Textでは文字を追加することが可能です。パワポと同じような感覚ですね。
(5) Brand kit
Brand kitでは全体の雰囲気を変えることができます。
Brand kitをクリックすると、このような画面になります。
お気に入りのものを選択すると、このように好きな色調に変えることが可能です!
④ デザインを編集する2
画面上部にあるここからもデザインの編集をすることが可能です!
「Replace」では画像を交換できたり、「Remove background」では背景を消すことができたり、全体の配置をここでは編集することが可能です!
このように左半分だった犬の画像を全体に引き伸ばすこともできます。
⑤ 画像を保存する
最後に編集した画像を保存するときは、画面右側の「Download」をクリックします。
まとめ
今回はデザインや画像を生成AIを用いて作れるMicrosoft Designerの使い方をご紹介しました!
プレゼンのスライドに使えたり、メッセージカードに使えたり、いろんなところで実用的に使えるなという気がしました!
用途が分かりやすいのがいいところですよね。
画像生成のクオリティも高くて、感覚的に使いやすく、とっても実用的なツールですし、無料で使えるのでぜひ使ってみてください!
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