プラグインがたくさんありすぎてどれを使えば良いのか分からない!そんな時は今回紹介する『plugin pedia』というChatGPTプラグインを探すプラグインを使ってみましょう!
正直、『Plugin Pedia』はプラグインを使用する上では外せない存在です。『Plugin Pedia』を使うことで数多くのプラグインの中から、”今使いたい機能”のプラグインを見つけることができます。
目次
第1章 概要
今回はChatGPTプラグインを検索できるプラグイン『plugin pedia』について紹介します!
そもそもChatGPTプラグインとは?
今回紹介するツールはChatGPTのプラグインの一つです。
そもそもChatGPTとは何なのかについて簡単に紹介します。
ChatGPTはOpenAIによって開発された大規模な言語モデルで、人間との自然な対話を生成するために設計されています。大量のテキストデータから学習し、その結果としてユーザーからのプロンプトに対する適切なレスポンスを生成します。
簡単にいうとどんな質問にも自然な日本語で返答してくれる会話botです!
ただ、つい最近(2023年5月時点)ChatGPTの機能性をさらに向上させるために、特定の目的や応用領域に合わせてカスタマイズできるプラグインが有料プランユーザー全員に公開されました。(一部の人はそれ以前から使えていたようです)
特定の業界や専門分野に特化した情報を提供したり、特定の言語スタイルを模倣したりするプラグインが存在します。これらのプラグインは、いままでのChatGPTでは不可能だった業務を可能にします。プラグインについて詳しくは以下の記事を参照ください
『plugin pedia』とは
しかし、プラグインはかなりの数あります。
現在(7/6)でおよそ400個以上あるようです。
この中から自分の使いたい機能を持つプラグインを探す、もしくはどのような機能を持つプラグインがあるのかを見つけるのは容易ではありません。
そんなときに使うと良いのが今回紹介する『plugin pedia』です。
自分の使いたい機能を入力すると、その機能を持つプラグインの情報を与えてくれます。
プラグインを使う際は、事前にどのプラグインを使うのか決まっていない限り、『Plugin Pedia』で検索して見つけるのが基本になりそうです。また、ChatGPTを使用して効率化したい業務や解決したい課題が見つかった時には、『Plugin Pedia』でマッチする機能を持つプラグインを探しましょう!
§2 では実際にこのプラグインを使ってみました。
第2章 『plugin pedia』の使い方と実用例
以下にいくつかの使用例を紹介します。プラグインの使用例では、上手く使えたものだけでなく、失敗したもの、精度が低かったものも載せています。これは、現段階では個々のプラグインに関する情報が不足しており、『どのプラグインが実用性があるのか』という点が重要視されている時期だと考え、失敗例も含めてこのプラグインが実用的なプラグインなのか否かを判断していただきたいと考えるからです
(1)『Plugin Pedia』を導入する
まず、ChatGPTを開き、『Plugin Pedia』プラグインを導入します。以下のアイコンを探してインストールするか、『Plugin Pedia』と検索してインストールしてください。
(2) 基本的なプロンプトと注意事項
このプラグインを使う時、入力(プロンプト)の基本的な形は以下の通りです。以下に示すプロンプトをコピペして、ChatGPTに入力することで機能が使えます。
PROMPT(欲しい機能の特徴)に関するプラグイン
このプラグインは基本的にこのプロンプトの()ないに入力するだけで使えます。
しかし。注意事項としてこのプラグインは嘘をつく頻度がかなり高いです。存在しないプラグインをあたかも存在するかのように紹介してきます。
その際に真偽を見分ける対策として、ロゴの画像が表示されるか否かというものがあります。
例えば上の画像は存在しないプラグインの紹介なのですが、画像のようにロゴが表示されず、代替となる文章(DeepArt Effects AI)が表示されています。このような場合は基本的に存在しないプラグインを紹介してきています。
次の実用例ではこのような場合を除いたものだけ紹介しているのでご注意ください。
(3) 実用例
以下、それぞれのプラグインの記事の紹介とともに、実際に聞いてみた例を紹介しています。
①論文検索プラグイン
まずは論文に関するプラグインについて聞いてみました。
このように実際に存在するプラグインを答えてくれました。このうち『Scholar AI』については以下の記事で紹介しています。
『Scholar AI』以外にも『Xpapers』という論文検索プラグインがあるようですね、いずれ比較記事も出したいと思います。
②画像に関するプラグイン
次に画像生成に関するプラグインを検索してみます。
このように数多くのプラグインを提案してくれました。
『Plugin Pedia』がなければ到底気付けないような、地味に便利なプラグインにも出会えますね!本当に画期的なプラグインだと思います。
次は『Midjourney』という画像生成AIに関するプラグインを検索しています。元々は画像生成に関して聞いたのですが、注意事項にある通り、表示されなかったので、より絞り込んでみました。
こちらは以前紹介した『Photorealistic』以外にはないようです。
簡単な説明だけでなくサンプルプロンプトまで提示してくれているのはありがたいですね
『Photorealistic』に関する記事は以下に貼っておきます。Midjourneyを使う上では欠かせないプラグインです。
また、Midjourney自体の記事はこちらになります。
③ 数学に関するプラグイン
こちらは数学に関するプラグインです。『Wolfram』については下の記事で詳しく紹介しています。
こちらはかなり高性能な数学AIでした。(積分なども容易に解ける上に計算過程の説明もしてくれる)
④ SEO(検索最適化)に関するプラグイン
SEOに関するプラグインは数多くあるようですね。この中に登場する『SEO CORE AI』については、リンクを送ることで、webサイトのSEO評価を行ってくれるもので、以下の記事で紹介しています。
⑤旅行に関するプラグイン
旅行に関するプラグインは5つも挙げられました。(一番最後のKlookはロゴが表示されていませんが実際に存在するプラグインです。)
このうち『KAYAK』については以下の記事で紹介しています。
https://aitechworld.info/kayak-chatgpt/
⑥動画に関するプラグイン
動画に関するプラグインという抽象的な括りですが、しっかりプラグインを提示してくれました。
下は省略しますが、表示されている『Video Insights』は動画の文字起こしや、要約の生成、情報の抽出などを行なってくれるプラグインです。
海外動画に関しても日本語で要約したり文字起こしが可能なのが使い勝手が良いです。
第3章 まとめ
今回はChatGPTのプラグインを調べることができるプラグイン、すなわちプラグインのためのプラグイン『plugin pedia』を紹介しました。
『Plugin Pedia』はプラグインの数が多すぎて対応できなくなっているまさに今必要とされているものです。
先ほども述べた通り、プラグインを使う際は、事前にどのプラグインを使うのか決まっていない限り、『Plugin Pedia』で検索して見つけるのが基本になりそうです。また、ChatGPTを使用して効率化したい業務や解決したい課題が見つかった時には、『Plugin Pedia』でマッチする機能を持つプラグインを探しましょう!
また、他のプラグインとの組み合わせによってさらに効果的に使用することも考えられるでしょう。ぜひ、実際に使われた方はコメント欄の方から出力結果をシェアしていただけると嬉しいです!
他にもプラグインに関する記事を以下で紹介しているので併せてお読みください。
執筆者 河津大誠
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。
コメント