無料で日本語のディープフェイク動画を生成できる「Vidnoz AI」の使い方・料金を紹介

最近東京都では都知事選挙を控えています。現職の小池百合子都知事は、都知事としての業務を行いながらの選挙活動が難しいため、自分の公約を都民に宣伝するために「AIゆりこ」というアバターを使っているようです!

AIで作った小池百合子都知事のアバターにAIが作った本人に似た音声を話させることで、あたかも都知事本人が話しているかのような動画を作ることができるのです。

実際にこちらがAIゆりこの映像となっています。全く不自然さがないとまでは言えませんが、小池百合子都知事を模したアバターであるということは一目瞭然と言えるのではないでしょうか?

このような動画には、ディープフェイクという技術が用いられています。今回紹介するVidnoz AIは上の動画のようなアバターに喋らせる動画を気軽に作ることのできるツールです。本記事では、Vidnoz AIの使い方や料金について詳しく紹介します。

1章 「Vidnoz AI」の概要

Vidnoz AIは誰でも簡単にアバターが話しているディープフェイク動画を作成できるAIツールとなっています。今まで写真に写っている人物の顔を、顔写真をインポートすることで入れ替えることのできるツールであったり、文章をAIが生成にした音声に読み上げさせるといったツールはありました。

これらの問題点として、「音声に対応した動画を作ることができない」というものがあります。自分たちで先ほどのAIゆりこの動画を作りたいと思った時に、セリフを読み上げながら対応したアバターの動画を作ることができることが必要になってきますがこのVidnoz AIはこの条件を満たしたツールとなっています。

Vidnoz AIの特徴

Vidnoz AIの特徴を紹介していきます。

まずVidnoz AIの特徴として、リアルな動画を作ることができるという点があります。開発チームが人間の唇の動き、表情、音声に基づいてAIモデルを訓練しており、適切なトーンやピッチ、ジェスチャーと調和するよう、ナレーションを最適な音声で演出できます。

さらに、ナレーション音声に関しても140種類の言語で音声を入力してくれます。もちろんVidnoz AIは日本語にも対応しているので、日本語での音声生成も可能です。

さらに、VIdnoz AIは動画の用途において様々なテンプレートが用意されており、動画としても高いクオリティのものが作れるようになっています。

2章 「Vidnoz AI」の使い方

Vidnoz AIの導入方法

それでは早速、Vidnoz AIを始め方から紹介していきます。

①公式サイトにアクセス

公式サイトにアクセスしましょう!

公式サイトのログインボタンは右上にある

画像出典 VIdnoz AI

画面右上の「ログイン」をクリックしてアカウント登録に移りましょう。

②アカウント登録

様々な種類でアカウント登録できる

画像出典 Vidnoz AI

アカウント登録は上の写真にあるfacebookアカウントやGoogleアカウントなどの様々なアカウントで行うことができます。アカウントを作成していきましょう。

アカウント登録後の画面

画像出典 Vidnzo AI

アカウント登録が完了すると、このようにホーム画面に移動します。

Vidnoz AIの使い方

準備が完了したということで、Vidnoz AIを使って実際に動画を作っていきましょう。

アカウント登録後の画面

画像出典 Vidnzo AI

ホーム画面から画面右上の「動画を生成」をクリックしましょう。

テンプレートやパワーポイントファイルから動画を生成できる

画像出典 Vidnoz AI

テンプレートを使用したり、パワーポイントファイルをインポートしたりすることで動画を生成できます。

アバターや読み上げるテキストを設定

画像出典 Vidnoz AI

作成する動画のスタイルを選択したら、上の画像の画面に移動します。このページでは、アバターや音声、読み上げるテキストを設定できます。

アバターの設定

画像出典 Vidnoz AI

アバターはVidnoz AI側で用意されたアバターにくわえて画像をアップロードすることでも設定できます。

さらに、読み上げテキストを設定してみましょう。本サイトの画像生成 AI、runwayの紹介記事の冒頭を読み上げてもらいます。

runway(ランウェイ)とは、動画編集や動画生成を手軽にできるAIツールです。動画編集と聞くと「手間がかかりそう」、「難しそう」という印象を持つ方も多いのではないでしょうか。
runwayを使うとテキスト入力をするだけでお題に沿った新たな動画を生成したり、自分の持っている動画を簡単に編集したりすることができるのです!
さらに11月4日にアップデートが実施されより性能がアップしました!アップデータで追加された最新機能Motion Brushについても詳しく紹介しています。本記事ではそんな動画生成AI runwayの始め方や使い方、料金についてわかりやすく解説します!

アバター設定後の画面

画像出典 Vidnoz AI

アバターを設定し、テキストを入力した後の画面はこのようになっています。さらに、現在「English(UK)」となっている部分をクリックして言語設定をしていきましょう。

日本語で声が選べる

画像出典 Vidnoz AI

日本語に選択すると、このように性別ごとに幾つかの音声の種類が選べます。さらに、自分の声から音声を作ることもできます。

言語やアバターなどの情報を設定したら、動画を生成することができます。さらに、動画を作る際にはプレビューで動画の雰囲気を確認することもできます。しかし、プレビューではアバターは静止しているので注意してください。

実際に、作成した動画はこちらのようになります。

いかがでしょうか?個人的にはかなりクオリティが高いものであると感じます。さらに作り込めば動画の背景などに工夫した本格的なプレゼン動画も作ることができます。

3章 「Vidnoz AI」の料金プラン・商用利用

Vidnoz AIの料金プラン

Vidnoz AIの料金プランについてご紹介します!Vidnoz AIは無料で使うことができます!実際に先ほど作成した動画は、無料で作成しています。しかしながら、無料では機能に制限があります。

料金プラン

画像出典 Vidnoz AI

こちらが料金プランとなっています。無料プランでは、1日あたり3分までの動画を作ることができますがそれ以上は有料プランに入る必要があります。

有料プランでは、月2075円のベーシックプラン、月9073円のビジネスプラン、要問い合わせのエンラープライズプランがあります。料金が上がるごとに1日に作れる動画の長さが増えていきますが、無制限に作るためにはエンタープライズプランに入る必要があります。

また、詳しくは公式サイトをご確認してください。

Vidnoz AIは商用利用可能?

結論から申し上げますと、Vidnoz AIは商用利用可能となっています。商用利用可能になるには有料プランに入る必要があるツールなどありますが、Vidnoz AIは無料でも商用利用可能となっています!

無料でも商用利用可能

画像出典 VIdnoz AI

ご覧の通り、「この動画は商用利用可能です。」と明記されています。

4章 まとめ

今回は、簡単にディープフェイク動画を作成できるAIツールであるVidnoz AIについてご紹介しました!このツールを使って感じたことが、無料で使えるツールとしてはあまりにクオリティが高く、機能も充実しているということです。企業などで自社製品を紹介する動画を作成するのにも顔出しできる人材を使う必要なく、宣伝をすることができます。

実用性も高いこのツールぜひ、皆さんも使ってみてください!

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